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「ポケモンGO」ブームが過熱し続けた未来を妄想してみた

ITmedia Mobile 8月5日(金)6時10分配信

 大人気のゲームアプリ「ポケモンGO」。日本でも7月22日のリリース以来、話題を耳にしない日はないといっても過言ではありません。「ゲームは家でやるもの」という常識は、携帯ゲーム機が登場した頃から昔の話になっていましたが、ポケモンGOはGPSの位置情報を利用するという性質上、いろんなポケモンに出会うためには家から出ることが不可欠です! 家から出なければアイテムの獲得やポケモンのタマゴをかえすことも難しくなります。

【ムキムキになった女の子】

 そして、特定のポケモンが現れるという、うわさの場所は連日ポケモンマスターで大盛況。スマホの画面を通して出現するポケモンの存在に、大人も子供も夢中になっています。

 筆者は小学生のときに、初代「ポケットモンスター 赤/緑」を歳の離れた姉と一緒にプレイしていたポケモンどストライク世代。ゲームボーイって、分厚い上に子供の手にはちょっと重たいんですよね。母親に「ゲームは1日1時間までよ」と言われながら、姉と一緒にドット絵のポケモンを追いかけていたあの時代が蘇ります。こんな時代が来るとあの頃の自分に教えてあげたら、一体どんな顔するだろう……。

 街を歩くと、本当にいろいろな世代の方がプレイしていて、かつては「ポケモンは1日1時間までだからね」と言う側だったであろうお父さんやお母さん世代も見かけます。幅広い年代や職業の方と同じものをやっていることで、共通の話題ができるというのは素晴らしいことだと思います。

 社会人駆け出しの頃、「ちょっと偉い、歳の離れた方とのコミュニケーションをとるには『車』『歴史』『ゴルフ』の話題が最適だよ」と教えられたことがありますが、わざわざそんな知識を仕入れなくても、今ならもれなくポケモンGOという共通の話題で盛り上がれるかもしれません。ポケモンGOすごい! 

 というわけで、今回はそんな街の風景を一晩で変えてしまったポケモンGOについて妄想します。この先ブームが続くと、一体街は、人類は、どうなってしまうのでしょうか。

●連載:「ぼくのかんがえた さいきょうの○○」

妄想力は無限大! サブカル女子ライターちぷたそが、ガジェット・IT関連の話題をイラスト付きでひたすら妄想していきます。

●「ポケモンをうまく捕まえられる」と女子にモテる

 アカウントを取る段階で、現状では13歳未満はプレイできないようになっています(2016年7月現在)が、街では親御さんのであろうスマホを使ってポケモンゲットに勤しむ小学生をよく見かけます。子どものときにモテる男の子の基準って、断然「運動ができる」「面白い」「頭がいい」だったと思うんですが、これからはその条件に「ポケモンを捕まえるのがうまい」が入ってくるかもしれないぞ!

 小学生の間では「オレの友達のお兄さんの友達がミュウ捕まえたってよー」みたいな信憑性のないウワサ話が広まりそう。やばいよ、こういうの20年前くらいに体験したやつだよ……今年って本当に2016年か? 筆者のときはミュウよりもむしろ「けつばん」という152番目のポケモン(……というよりむしろバグのようなもの)の存在が話題になっていましたが。子供たちに人気の職業「Youtuber」が「ポケモンマスター」になる日もそう遠くないかもしれない……!?

●人類は、右腕と両足の筋肉が異常に発達する

 ポケモンGOを楽しむ上で参考になる小技、裏技などの情報が日々飛び交っています(こういういろんなウワサが飛び交う状態も、初代ポケモンを思い出します)が、結局は「自分の足で歩く」というのがお金もかからず、特別な知識や器具も必要なく、一番効率がいいのではないかと思っています。

 その結果、人類は1日に歩く量がぐーんと増え、利き手はスマートフォンを酷使しているためムキムキに……。そんなポケモンGOをやるために進化した新人類が街にあふれるかもしれません。ポケモンGOをやるのに適した身体への進化には、Bボタンを連打せざるを得ません。

●ポケモンは姿を消し、大量のアメだけが街に残った

 関東圏にいるとポケモンのゲットは容易で、場所によっては「ポケモン入れ食い状態」になることもあります。中でも特に出現しやすいのは「コラッタ」「ポッポ」「ドードー」「ズバット」あたりでしょうか。その4体は毎日何千……もしかしたら何億? くらい捕獲されているのではないでしょうか。さらにゲットしたポケモンを博士に送ると謎のアメがもらえます。アメ。

 なんなのこれぇ……? 原料なによ? と思いながらも日々量産される謎のアメ。ポケモンを捕まえれば捕まえるほど、大量にたまっていきます。乱獲され続けると街のポケモンは消え、その後には大量のアメが残された……なんてホラーな展開にはならないといいのですが。

●「ポケモンGO」楽しい

 今回はみんながポケモンGOをこのままやり続けたら……という未来を妄想してみました。最終的にホラーっぽくなってしまいましたが、筆者はポケモンGOを始めてからというもの、今までより歩いている分健康になった実感があります。いつもより歩いているはずなのに、何故か体が疲れにくい。やはり歩くことって体にいいんですね。

 そして今まで行かなかった場所に足を運ぶようになると新たな発見があり、日本の街は改めて面白いなと再認識しています。「幅広い年代の人とのコミュニケーションツール」であるポケモンGOを通して、「健康的な習慣」や「新しい世界の楽しみ方」を手に入れることができました。

 さて、そんな大人気のポケモンGOですが、人気ゆえの弊害もあります。

・ゲームでは歩きスマホをしないよう呼びかけているが、歩きスマホをする人が増えている
・ポケモンやポケストップを求めて不法侵入する人がいる
・「ポケモンの巣」とSNSで紹介された場所に大量に人が押し寄せ、ポイ捨てなどが問題になる、など

 リリースからまだ日が浅いにも関わらず、日本でもいろいろな問題が表面化しています。プレイ人口が増えすぎてしまった故の弊害と言いますか、大勢の人がプレイすると、中にはマナーを守れない人も出てきます。

 そして、こういうときに目立ちやすいのが「マナーの悪い人たち」。悲しいけれども1人マナーの悪い人がいると、「ポケモンGOをプレイする人たち」全員が悪く見られがちというのがこの世の摂理なんですよね……。長く楽しくプレイするためにも、マナーを守って良いポケモンライフを送りたいですね。

最終更新:8月5日(金)6時10分

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