ここから本文です

ミラクル・リナックス、GMOインターネットが「Hatohol」を採用

BCN 8月5日(金)15時9分配信

 ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は8月4日、GMOインターネット(熊谷正寿会長兼社長)のIaaS型クラウドサービス「ConoHa」の統合監視に、ミラクル・リナックスが支援するオープンソースの運用統合ソフトウェア「Hatohol」が採用されたと発表した。

 ConoHaは、定額制の料金体系でビジネスやトラフィックの規模に応じてシステムを柔軟に構成することができる、低コストで高性能な日本発のクラウドプラットフォーム。2013年にVPSサービスとして提供、15年5月にはOpenStackによるIaaS型のオールSSDクラウドサービスとしてリニューアルしている。

 GMOインターネットでは、サービスの急速な拡大や拠点増にともない監視対象が増大。アラート発生時に対応プロセスの作業負荷が増大するなどの課題を抱えていた。サービスのリニューアルに合わせて、日本、米国(サンノゼ)、シンガポールの3拠点にデータセンターを設けることが決まったタイミングで、複数のリージョンにある多数の監視サーバーをより効率的に統合監視するための基盤を整備する必要があった。

 従来、同社の監視ツールにはオープンソースのNagiosを使用。Nagiosから派生したツールも含めて複数の統合監視ソフトウェアを比較検討した結果、同社の顧客にオープンソースのZabbixユーザーが多く、社内にもZabbixに詳しい開発メンバーがいたことから、Zabbixの採用が決まった。さらに、ZabbixとNagiosを含めた監視の一元化やスケールアウトへの対応が見込めることから、Hatoholの採用が決定した。オープンな開発体制や、ミラクル・リナックスのバックアップで将来的な機能改善にも期待がもてる点も採用の決め手となった。

 GMOインターネットではサービスのリニューアル以降、Hatoholによる監視の一元化を進め、今後も増加が予想される運用監視負荷の軽減と、サービス品質の向上に取り組んでいる。将来的には、「監視サービス」をクラウド上で提供することも視野に入れており、その基盤としてHatoholの活用を検討していく予定。

最終更新:8月5日(金)15時9分

BCN