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市尼崎・前田主将が選手宣誓 “じゃんけん負けなし”の右手でつかんだ

デイリースポーツ 8月5日(金)5時59分配信

 「全国高校野球選手権組み合わせ抽選」(4日、フェスティバルホール)

 選手宣誓は33年ぶり2度目の出場となった市尼崎・前田大輝主将(3年)が務めることが決まった。出場49校の中から立候補制で20人が集まり、その中から“大役の一票”を右手で引き当てた。

 封筒を開けると「選手宣誓当選」の文字が飛び込んできた。「正直、当たるとは思ってなかったです…」と壇上で第一声を発した前田主将。だがくじを引き当てた右手には不思議な力が宿っていた。

 5月上旬の練習試合で右手首に死球を受け、骨折した。夏の兵庫大会に間に合うか微妙なほどの重傷だったが、そのアクシデントを境に強烈な運が舞い込んできたという。

 「兵庫大会のくじ運も良かったですし、練習試合でも先攻後攻を決めるじゃんけんで負けなくなった」と明かした前田。小学生の時、少年野球大会で一度だけ選手宣誓の経験はあるが「これだけ大勢の人の前で思いを伝えられることは、この先、死ぬまでない。そう思って立候補しました」と一歩を踏み出した理由を語る。

 「伝えること、伝えたいことをイメージして」と2日間、仲間とともに文言を考える予定。甲子園のお膝元に生を受けた前田の言葉から、甲子園101年目の歴史が始まる。

最終更新:8月5日(金)7時10分

デイリースポーツ

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