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【ドイツ】総合電機シーメンス、第3四半期は利益横ばい

NNA 8月5日(金)9時0分配信

 独総合電機大手シーメンスは4日、第3四半期(4~6月)の純利益が13億7,200万ユーロとなり、前年同期から横ばいだったと発表した。1年前は非継続事業の特別利益が大きかったが、当期は継続事業が好調だった。同社はエネルギー事業の好業績を受け、通期見通しを引き上げている。
 売上高は198億400万ユーロと、5%増加。部門別に見ると、主力の電力・ガス部門は32%拡大し、風力発電・再生可能エネルギー部門も22%伸びた。工場のオートメーションを手掛けるデジタルファクトリー部門とヘルスケア部門は共に横ばい。一方、エネルギー管理部門は2%、鉄道などを手掛けるモビリティー部門は1%それぞれ減少した。
 受注高は全体で210億6,000万ユーロと6%増えている。金融サービス部門のシーメンスファイナンシャルサービス(SFS)を除く産業向け事業の営業利益は20%増の21億9,100万ユーロ。営業利益率は10.8%と、1年前から1.3ポイント上昇した。
 シーメンスは通年について、1株当たり利益(EPS)は6.5~6.7ユーロを見込むとし、前回の6~6.4ユーロから引き上げた。産業向け事業の利益率は、10~11%との見通しを維持した。
 
 ■3Dプリンター会社買収
 
 シーメンスは2日、金属3Dプリンターの英マテリアルズ・ソリューションズを買収したと発表した。製造工程のデジタル化の一環。昨年8月に株式14%を取得していたが、これを85%に引き上げた格好だ。
 マテリアルズ・ソリューションズは2006年の創業。従業員20人超を擁し、ガスタービンなど高温下で稼働する部品向けの3Dプリンターを強みとしている。[M&A][環境ニュース]

最終更新:8月5日(金)9時0分

NNA