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町有地提供を双葉町議会で了承 中間貯蔵施設整備

福島民報 8月5日(金)9時55分配信

 東京電力福島第一原発事故に伴う中間貯蔵施設の整備を巡り、福島県双葉町は4日の町議会全員協議会で、県内の学校で一時保管されている除染廃棄物の保管場として建設予定地内の町有地を国に提供する方針を示し、了承された。大熊町の町有地への搬送作業は既に本格化しており、双葉町の受け入れで搬出作業はさらに加速する。
 いわき市東田町の町いわき事務所で開いた全員協議会で伊沢史朗町長が町民の意見について「賛成が大半だった」と報告し、議会側が了承した。議員から「事故のないように移送してほしい」「賠償なども粘り強く要望すべき」などの声が上がった。町はどの町有地を提供するか環境省と協議する。
 伊沢町長は取材に対して「町民の意見を聞き、議会の了解も得られて一歩前進した」と語った。
 町は5月に自民党東日本大震災復興加速化本部の額賀福志郎本部長から町有地提供の要請を受けた。その後の町議会全員協議会で町は要請受け入れの方針を示したが、議会側が町民の意見を踏まえるべきとの姿勢を示したのを受け、7月に町民会議と行政区長会を開くなどして町民の意見を集約した。

福島民報社

最終更新:8月5日(金)11時2分

福島民報