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ベラルーシ派遣団が歴史や伝統文化に触れる 県内中高生

福島民報 8月5日(金)9時55分配信

 福島県内の中高生が参加している「福島子どもの未来を考える会」(郡山市)のベラルーシ派遣団は3日、民族文化センターで歴史や伝統文化に理解を深めた。
 センターは19世紀の農家集落の町並みを再現しており、古民家や井戸を活用して当時の生活様式を伝えている。団員の松本佳弥さん(ふたば未来学園高1年)はパンを巡る捉え方が日本と違う点に関心を寄せた。「食用に加え、祭事では神様の姿をかたどってお守りにするなど生活とパンが密接に関わっている点が興味深い」と述べた。
 ベラルーシで古くから使われている金属製の給茶機「サモワール」で入れた紅茶を飲み、博物館を見学。真ちゅうや銅などで作られた約500個のサモワールが並び、団員は年代や利用者ごとに変わる特徴に興味津々だった。
 ■ベラルーシに派遣浜通りの生徒帰国
 ベラルーシ共和国を訪れていた「日本・ベラルーシ友好派遣団2016」の浜通りの高校生21人は4日、帰国した。
 成田空港で解団式を行った後、バスで帰路に就き、午後7時前にいわき市役所、午後8時半すぎに楢葉町の道の駅ならはにそれぞれ到着した。出迎えた家族らと約2週間ぶりに再会した。
 派遣団は7月20日に日本を出発し、ベラルーシの首都ミンスク市やチェルノブイリ原発近くのゴメリ市などを訪問した。文化交流プログラムなどを通して現地の高校生らと触れ合ったほか、チェルノブイリ原発事故の被災者と意見交換し、原発事故からの復興状況などを学んできた。

福島民報社

最終更新:8月5日(金)11時7分

福島民報