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【陸上】野沢啓佑 座骨神経痛がまさかの体幹強化に

東スポWeb 8月5日(金)16時35分配信

 リオ五輪陸上男子400メートル障害の野沢啓佑(25=ミズノ)が4日、成田空港から最終合宿地の米国へ向けて出発した。男子100メートルなど他の短距離陣に比べると注目度は低いが、5月のセイコーゴールデングランプリ川崎で記録した優勝タイムの48秒67は今季世界3位でトップクラスの実力を持っている。日本勢は五輪の同種目で決勝進出すらないが「メダルへの意識はしっかり持っていかないと獲得できない。心の中でしっかり持って取り組みたい」と初の偉業を目指す。

 メダルが視野に入るほど急成長した理由は“ケガの功名”にある。3年ほど前に座骨神経痛を患い「痛くて大変だった」という野沢は「電車や授業中はお尻を付けないように、空気いす状態の時もあった」とつらい日々を過ごした。しかしそれが下半身の鍛錬になり、ケガをきっかけに体幹の強化にも取り組むことに。野沢は「今につながっている」と振り返る。地道な努力を重ねた根性の男が、侍ハードラーと呼ばれた為末大氏(38)ですら成し遂げられなかった五輪メダルに挑む。

最終更新:8月5日(金)16時47分

東スポWeb