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【小倉記念】万全の対策で素質開花アングライフェン 激変走の可能性大

東スポWeb 8月5日(金)21時10分配信

【小倉記念(日曜=7日、小倉芝2000メートル)得ダネ情報】GIII小倉記念で唯一、滞在調整を行っているアングライフェンに、文字通りの密着マークを続けてきた小倉得ダネ班は「買い」のジャッジを下した。中日新聞杯が12着、新潟大賞典が10着と同じGIIIで2桁着順に終わっている馬が、3度目の重賞挑戦で大きく変わると判断した要因とは!?

 過去の戦績から抱いた印象が、実際に取材した後、時に大きく変わることがある。小倉記念が3度目の重賞挑戦となるアングライフェンの一般的なイメージは「器用に立ち回れるので準オープンでは大崩れしないが、重賞メンバーに入ると少し荷が重い」といったところか。しかし、前走のマレーシアC(1600万下)を勝った直後に安田調教師から飛び出した言葉は「この馬はもっと強くなる可能性を秘めていますよ」。その自信の源とは?

「今回の中京までの輸送では10キロ、その前の東京(ジューンS4着)へ遠征した時は栗東での計量から20キロ減った。それなりの結果こそ出していますが、常に輸送距離を考慮した調整が必要となる馬なんです」

 輸送での大幅体重減は致命傷にもなりかねない。そんななかで安定した成績を挙げているのは、アングライフェンの高い資質があればこそ。最大の課題さえ克服できれば…。評価を上方修正することが可能なのだ。

 小倉記念参戦を決めた陣営が打った一手は、直前輸送を避けた早めの現地入り。「栗東で480キロまで増えた体は、先週金曜(7月29日)に小倉へ移動した時点で460キロまで減った」とは輸送に同行した担当の山下助手。やはり輸送減りは避けられなかった。

 しかし、「イレ込んで減るといってもパニックになって手がつけられなくなるようなタイプではありませんからね。環境の変化を用心深く注意している感じで、慣れてしまえば大丈夫。だから早めに小倉へ来たことは良かったと思いますよ。実際、今週になって体は回復してきましたし、落ち着きも出てきた。前走と同じくらいか、プラス体重で出走できそうです」と滞在調整の効果に手応えを感じている様子だ。



 過去の重賞2走を振り返り、「中日新聞杯は折り合いを気にし過ぎたのか、位置取りを悪くしてしまいましたからね。それでも0秒3差と大きく負けていません。(1秒0差惨敗の)新潟大賞典の時は短期放牧を挟んで、馬が少しガレたところから仕上げる形。この馬は放牧でリフレッシュされるというより、放牧先からの輸送、環境の変化で体を減らす問題もありますから」と敗因は明確に把握できている。



 その素質を開花させるために万全の対策を取られたアングライフェンが3度目の重賞で過去のイメージを払拭する走りを見せる。

最終更新:8月5日(金)21時10分

東スポWeb

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