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稲田朋美防衛相が初登庁し訓示 防衛体制などの課題、所見述べる

福井新聞ONLINE 8月5日(金)7時56分配信

 第3次安倍再改造内閣で入閣した稲田朋美防衛相は4日、防衛省に初登庁した。着任式では職員約600人に「25万人の自衛隊員の皆さんとともに、国家存立の基本である防衛という崇高な任務を担うことになった。全身全霊で取り組むことをお誓いする。頑張りましょう」と訓示。北朝鮮や国際テロの脅威が増し、安全保障関連法の本格運用を控える重要局面で本格始動した。

 稲田氏は午後1時ごろ、黒いスーツ姿で登庁し、庁舎前広場で「栄誉礼」という儀式に臨んだ。厳しい日差しの中、黒江哲郎事務次官や河野克俊統合幕僚長、陸海空幕僚長ら幹部約20人をはじめ、儀式のための「儀仗隊」、音楽隊を合わせ約150人の出迎えを受けた。荘厳な音色が響く中、背筋と手をまっすぐに伸ばし、引き締まった表情で巡閲した。

 慰霊碑に献花した後、講堂で行われた着任式では「大変光栄に感じるとともに責務の重大性を実感している」と述べ「昨日、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、初めて日本の排他的経済水域内に着弾した。国民の命と平和な暮らしを守り抜き、憲法の下で世界平和に貢献するため、全力で職務にまい進する」と力を込めた。安倍晋三首相からの指示を踏まえ、防衛体制や日米同盟の強化など今後の課題について所見を述べた。

 引き継ぎ式では、新旧大臣がそれぞれ文書に署名した。前任の中谷元氏から「落ち着いてしっかり状況を把握し、統率してほしい」と激励された稲田氏は、「とても緊張していますが、精いっぱい頑張ります」と述べた。

福井新聞社

最終更新:8月5日(金)7時56分

福井新聞ONLINE