ここから本文です

市有施設はポケモン“NO” 高崎市が「原則禁止」に

上毛新聞 8月5日(金)6時0分配信

 群馬県高崎市は4日、学校や図書館、公民館などの市有施設で、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の利用を禁止すると発表した。事件やトラブルが起きれば運営会社に抗議し、アイテムを入手できる場所などの設定解除を要請する。

◎計156施設 公園は対象外

 ゲーム利用者がモンスターを探すために市有施設を訪れ、施設利用者に迷惑をかけるのを防ぐ。県内初とみられる公有施設での原則禁止に踏み切った富岡賢治市長は「本来の目的以外の人が施設に集まってくることは好ましくない」と述べた。歩きスマホをしないように、補導員が児童生徒に注意する事例が増えていることも考慮した。

 利用が原則禁止となるのは、市立の小、中、高校計84校と、美術館、キャンプ場など72施設。建物の中だけでなく敷地内を対象とする。自由に出入りできる公園は対象外とした。ゲーム利用者を見つけた場合、市職員や警備員らが注意し、深刻なトラブルに発展すれば県警に通報する。

 市は同日、建物の出入り口などに注意文の掲示を開始。市教委は小中学校などに通知した。

◎立腹、困惑、理解… 反応さまざま

 市の対策に対し、愛好家の女性会社員(24)は「マナーを守って楽しんでいる人も多いのに、一律で禁止するのは理解できない」と立腹。警備員は「ゲーム利用者にどう声を掛けていいのか正直難しい」と困惑気味だった。

 ただ、市役所近くでゲームを楽しんでいた市内の主婦(32)は「事故が起きてからでは遅い。禁止は仕方ないかもしれない」と理解を示していた。

最終更新:8月5日(金)6時0分

上毛新聞