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日立金属と物質・材料機構/新鍛造超合金実用化へ/18年度末めど/航空機、発電向け/共同で「次世代材料開発センター」

鉄鋼新聞 8/5(金) 6:00配信

物質・材料研究機構(NIMS)と日立金属は4日、「NIMS―日立金属次世代材料開発センター」を開設したと発表した。NIMSの材料開発力や材料解析技術、日立金属グループの製品開発力や生産技術を融合し、航空機エンジン、発電ガスタービン向け次世代超耐熱合金の実用化研究を加速する。NIMSが鉄鋼メーカーと企業連携センターを開設するのは初めて。2018年度末を目標に新超合金の実用化を目指す。
NIMSは独自の合金設計により、発電ガスタービンやジェットエンジンのタービン翼用ニッケル基単結晶超合金、タービンディスク用ニッケル基鍛造超合金を開発。単結晶超合金では耐熱温度1100度を超える材料が航空機ジェットエンジン材料として実用化され、また従来の材料を耐用温度で50度以上上回り、700度以上で使用可能なディスク用鍛造超合金も開発。
日立金属は航空機・エネルギー材を中長期の成長戦略の柱に据える。世界最大級の5万トン型打鍛造プレスを備える日本エアロフォージを共同出資で設立し、日立金属MMCスーパーアロイを子会社化。自社安来工場で上工程の大型投資を実施するなど、材料から鍛造までの一貫生産体制を強化している。
両者はこれまでも共同で鍛造プロセス研究を行っており、新センターを軸に次世代鍛造超合金(ニッケル合金鍛造品)の開発を加速する。この実用化で航空機エンジンや発電ガスタービンの大幅な高効率化、省エネ化が進む。日立金属はNIMSの最先端の評価技術・設備を活用して研究開発スピードを高め、市場の変化を先取りした製品、ソリューションを生み出していく。
新センターは7月1日開設でNIMS内に拠点を置き、次世代超耐熱合金の基礎データの蓄積やモデリング技術の開発を行う。

最終更新:8/5(金) 6:00

鉄鋼新聞

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