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4葬儀社を摘発 参列者「白バス」で送迎 /君津・富津

千葉日報オンライン 8月5日(金)15時41分配信

 許可無く自家用バスで葬儀の参列者を送迎し、運賃を受け取る「白バス」を運行したとして、千葉県警交通捜査課と君津署、富津署の合同捜査室は5日までに、道路運送法違反の疑いで、君津市と富津市の葬儀会社4社を地検木更津支部に書類送検した。4社はいずれも葬儀一式の費用をひとまとめにした「セットプラン」などの中にバス代を含ませる形で運賃を徴収しており、同様の手法に対する摘発は県内初。全国的にも珍しいケースという。

 同課によると、運賃の有無にかかわらず、国交省の許可無く事業者が自家用車で客の送迎などを行うことは同法で禁じられている。

 4社の書類送検容疑は今年3~5月、計7回にわたり、それぞれ自社の社員が運転する自家用マイクロバスに葬儀の参列者を乗せて火葬場までの往復バスを運行した上、代金を請求した疑い。各社ともバス1台当たりの運行代は3~4万円で、計約28万円の利益を得ていたとされる。

 4社は2013年4月~16年6月上旬までの間に計約600回運行し、バス代計約1660万円を受け取っていたとみられる。今年1月、君津署に情報提供があり、同課などが捜査を進めていた。

 4社の幹部らは容疑を認め「バスの維持管理や人件費がかかるので、利益を得られればと思った」「サービスのつもりだった」などと供述している。

最終更新:8月5日(金)15時41分

千葉日報オンライン