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駅放送の信号を認識しアプリが文字翻訳 東海道新幹線3駅で実証実験へ

乗りものニュース 8/5(金) 12:06配信

東京、京都、浜松駅で実証実験

 JR東海とヤマハは2016年8月3日(水)、東海道新幹線の駅構内でヤマハが開発したアプリ「おもてなしガイド」を活用した多言語対応の実証実験を行うと発表しました。

 このアプリは日本語のアナウンス放送をスマートフォンなどのマイクで聞き取り、インターネットに接続することなく、任意の言語に翻訳して画面に文字で表示するというもの。訪日外国人や音を聞きづらい利用者らに対する情報提供の充実を目指すとしています。

 アプリは、すでにiOS版が公開されています(Android版は開発中)。アプリの利用料金は無料(通信料は別途)。対象言語は日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語です。

 実証実験は、8月26日(金)から京都駅の新幹線コンコースでは一部の自動放送で、東京駅の新幹線コンコースでは係員による音声放送で行われます。さらに今年秋以降、京都駅と東京駅の新幹線ホーム、浜松駅の新幹線コンコースおよびホームにおいても、自動放送や係員による音声放送において実施される予定です。2018年3月末まで続けられます。

 ヤマハの広報担当者によると、人間には聞こえない信号を駅の放送に入れ、「おもてなしガイド」はその信号を識別して翻訳し文字で表示するとのこと。そのため、たとえば通常の会話などにはアプリは対応していないといいます。今回の実証実験では、列車の走行音などで駅の放送が聞き取りづらい環境下においても、アプリが放送の信号を正しく認識するかどうか、といった技術的な課題などが検証されます。

 ヤマハは「おもてなしガイド」の実証実験を、東海道新幹線だけではなく成田空港や関西国際空港、京急電鉄など全国の交通機関などでも実施。東海道新幹線の実験と並行しつつ、来年度の事業化を検討しているということです。

乗りものニュース編集部

最終更新:8/5(金) 15:53

乗りものニュース