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業歴130年、富山の老舗温泉旅館が破産

東京商工リサーチ 8/5(金) 20:24配信

 新川総合開発(株)(旧:(株)小川温泉、TSR企業コード:590008072、法人番号:9230001007574、下新川郡朝日町山崎字湯ノ瀬1、設立昭和8年3月、資本金4874万円、鹿熊裕二社長)は8月4日、富山地裁に破産を申請し8月5日、破産開始決定を受けた。破産管財人には金川治人弁護士(金川法律事務所、富山市千石町2-8-9、電話076-422-6788)が選任された。
 負債総額は約23億5200万円。
 明治19年10月創業の老舗温泉旅館。江戸期の開湯に始まる朝日町の小川温泉を使用する「ホテルおがわ」を運営。約45室の客室に加え、天然露天風呂を始めとした源泉掛け流し温泉を特色として、ピークとなる平成6年5月期には売上高約16億5000万円をあげていた。しかし、その後は国内景気低迷を受けて業績は悪化し、27年5月期の売上高は5億1629万円に減少。16年5月期以降、赤字が続き大幅な債務超過に陥っていた。
 28年5月1日、(株)海栄館(TSR企業コード:400835100、法人番号:4180001092932、愛知県南知多町)に事業を譲渡し、同社の子会社の小川温泉開発(株)(TSR企業コード:017339570、法人番号:6230001016355、富山県朝日町)が「ホテルおがわ」を引き継いだ。6月30日、当社は小川温泉から現商号に変更し、残務整理を進めていた。

東京商工リサーチ

最終更新:8/5(金) 20:24

東京商工リサーチ