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【ブラジル】一連の襲撃事件82件に 支援の陸軍部隊が到着

サンパウロ新聞 8月5日(金)3時14分配信

 【既報関連】北東部のリオ・グランデ・ド・ノルテ州内各地では、7月29日から始まったバスや警察施設、公共施設などを標的とした襲撃事件がまだ続いている。3日付伯メディアによると、2日夜から3日未明にかけて、州都ナタル市と複数の地方都市で新たな襲撃事件が発生。これで一連の襲撃事件は29都市を合わせて82件に達した。

 ナタル市内のフェリペ・カマラン地区では、襲撃犯の一味はバス会社の車庫内でバスに放火しようとしたほか、自動車修理工場で車6台を燃やした。同市内の他の地区でもバス会社の車庫が放火の標的となった。

 ナタル市から約60キロメートル離れたゴイアニニャ市では、バスに火を放とうとしていた男2人が逮捕された。内陸部のサンフェルナンド市では、市役所の中庭で複数台の車が燃やされた。また、州西部のモッソロー市では、市内中心部などの路上でバスが焼かれたほか、ガソリンスタンドが強盗被害にあった。強盗犯らはガソリンスタンドの床面にガソリンをまいて火を放った。

 州内各地での襲撃事件多発を受けて、州政府は治安維持、事態の沈静化を図るために、連邦政府に対して陸軍による支援を要請。ミシェル・テメル大統領代行は7月31日にこれを了承し、陸軍の兵員1200人を同州に派遣することを決めた。

 3日朝にはパライバ、ペルナンブコ両州から、約1000人の陸軍兵士が同州に到着した。兵士らは州都などで街頭パトロールなどの任務に就く。

 一連の襲撃事件の背景には、携帯電話の電波を妨害する装置の州立刑務所への設置があるとみられている。襲撃にかかわったとされる容疑者は2日までに72人が逮捕されており、逮捕者の中には主犯格とみられる数人も含まれている。しかし、襲撃の波はいまだに収まっていない。

サンパウロ新聞

最終更新:8月5日(金)3時14分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。