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【ブラジル】ブラジリアで爆弾テロか? クギ入りの圧力鍋が爆発

サンパウロ新聞 8月5日(金)3時15分配信

 1日午後10時頃、首都ブラジリアの中心部にあるショッピングモール「コンジュント・ナシオナル」前の駐車場で、圧力鍋が爆発した。鍋の中にはナットや釘が入っていたほか、爆発を引き起こしたとみられる化学物質が発見された。この爆発による負傷者はいない。また、不審な人物も確認されていない。2日付の報道時点では、鍋の中にあった化学物質も特定されていない。

 軍警察によると、圧力鍋のふたは爆発現場から20メートル離れた場所で発見された。爆発から30分後の午後10時半には、新たな爆発の危険性もしくは爆発物の痕跡を確認するために、軍警の爆発物処理班が現場に派遣された。

 「テロ攻撃の証拠」があることから、爆発現場は連邦警察の管轄となり、連警が鑑定のために爆発した圧力鍋を回収した。警察官らは2日午前までにこの爆発に関する報告書を作成。連警の捜査責任者はその報告書に基いて、捜査を開始するか、もしくは事件を保管庫にしまうかを決定する。

 圧力鍋が爆発した現場近くにあるショッピングモールは、ブラジリア中心部の長距離バスターミナルに近接しているため最も人通りの多い場所の一つだ。この長距離バスターミナルは1日平均約70万人の往来がある。

 ブラジリアではこのところ、爆弾騒ぎが相次いで発生していた。

 1日には、ソブラヂニョ地区の倉庫の入り口で、手製爆弾の入ったリュックサックが発見された。軍警によると、発見された爆発物は、現金自動預払機(ATM)の爆破に使用されるものに似ていた。

 ブラジリアの軍警は7月の最終週に、爆発物であると疑われる物のために4回出動したが、結局、どれも爆発物ではなかった。

 29日には、郵便で届いた不審な包みを検査するために特殊部隊がグアラー地区に出動。しかし、この包みの中身は、元結婚相手によって郵送された数枚の結婚式の写真だった。

 24日には、ある男がカサンバ(廃棄物収集用の金属製の箱)の中にスーツケースを投げ入れて立ち去ったのを見たという通報を受け、軍警は、爆弾が入っている可能性のあるそのスーツケースを爆破処理した。

 25日には、ブラジリアの中央を貫く大通り、エイショ・モヌメンタルの3車線と長距離バスターミナルが、爆発物の脅威によって約2時間半にわたって閉鎖された。バスターミナルそばの歩道に放置された不審物、ピンク色のスーツケースの中から軍警爆弾処理班が見つけたのは衣類だけだった。

 26日には、アザ・スル(南ウィング)地区にある8階建てのビル「Setor de Radio e TV Sul」で爆弾騒ぎがあり、ビル内の全員が一時退避した。軍警によると、同ビルに入居する企業の社員が、ビルに爆弾を仕掛けたという電話を受けたことによる。現場からは何も発見されなかった。

サンパウロ新聞

最終更新:8月5日(金)3時15分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。