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高校で落雷、県教委が事故防止へ通知「少しでも危険性あれば中止を」

埼玉新聞 8月5日(金)23時12分配信

 埼玉県川越市の県立川越南高校のグラウンドで野球の練習試合に来ていた県立和光高校1年の男子生徒(16)が落雷を受けたとみられる事故で、県教育委員会は5日、県立学校と市町村教委に改めて落雷事故の防止を徹底するよう求める通知を出した。

 県教委は先月19日付の通知で、落雷事故の防止について(1)当日の天気予報について特に大雨や雷雲の発生を事前に調べ、活動中止の判断を行う責任者を事前に決めておくこと(2)屋外での活動中に落雷の予兆や落雷注意報の発令があり、少しでも危険性のある場合はちゅうちょなく活動を中止すること(3)児童生徒にあらかじめ避難場所を周知すること―などを求めている。

 事故を受けて県教委は通知文を添付した上で、改めて落雷事故防止の徹底を図るよう通知した。

 事故当日は早朝から県内全域に雷注意報が出ていたが、川越南高校などによると、事故当時は雲はあったが晴れており、突然「ドカン」という大きな音がして落雷があったという。

 県教育局保健体育課によると、両校の担当教員は雷注意報が出ていたことは知っていたが、雷の予兆がなかったため「危険はない」と判断したという。

 県高校野球連盟では、落雷など悪天候時の練習に関する続行判断は、県教育委員会に委ねることとしている。

最終更新:8月5日(金)23時12分

埼玉新聞