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スタッフ確保に苦心 悩み相談「こころの電話」

カナロコ by 神奈川新聞 8月5日(金)18時32分配信

 家庭や職場などで悩みを抱える人の電話相談に年中無休で応じるNPO法人「横須賀こころの電話」(小林哲也室長)が、市民ボランティアの確保に苦心している。増加傾向にある相談件数に人手が追い付かない状態で、9月に始まる新規スタッフ養成研修の参加者を募集している。申し込みは8月19日まで。

 電話相談は2004年12月、市の委託事業としてスタート。基本的に平日午後5時~午前0時の夜間帯と土・日曜、祝日に市民からの相談に耳を傾け、悩みや思いを受け止め続ける。

 当初は自殺予防を念頭に置いていたが、市民からの相談内容は職場のいじめや子育て、親子や夫婦間の問題、近所トラブルなどさまざま。認知度の高まりなどを背景に、15年度の相談件数は4936件に上り、過去最多となった。発足当初は1対2の割合だった男女比も逆転したという。

 一方で、受け手となるボランティアは漸減。40人強のスタッフが原則、一人当たり月2回でぎりぎりのシフトを組んでいる。

 夜間帯に深刻な相談内容を「傾聴」し続けるのは容易でないが、ボランティア歴2年余の50代女性は「相談者に『気持ちが楽になった』と言ってもらえるのが、やっていてよかったと思える瞬間」とやりがいを口にする。

 新規スタッフ募集の詳細や問い合わせは、市保健所電話046(822)4336。こころの電話は電話046(830)5407。 

最終更新:8月5日(金)18時32分

カナロコ by 神奈川新聞