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「犬猿の仲」の五輪担当相と東京都知事、東京五輪は大丈夫か

ハンギョレ新聞 8月5日(金)11時50分配信

丸川新五輪担当相と小池東京都知事 「2020年の五輪準備に支障きたす可能性」

 今月3日の日本の内閣改造に関連し、最も大きな話題を呼んだ人物は、丸川珠代・東京五輪担当相(45)だ。 2020年東京五輪の準備のために協力しなければならない丸川担当相と無所属の小池百合子・東京都知事(64)は「犬猿の仲」で知られている。

 日本のメディアは4日、二人の悪縁に触れ五輪の準備が滞りなく行われるかを懸念する記事を出した。丸川担当相は先の都知事選で小池氏の「狙撃手」の役割をした。丸川担当相は自民党が支援した増田寛也候補の応援演説で「(小池氏は)チームプレーができない人物。このような人を都知事にすべきでない」「都議会と闘う姿勢の人が知事になれば2~3年があっという間にたってしまう」など、ためらうことなく攻撃的な発言を続けた。むろん、改造内閣発表後、小池都知事は丸川担当相に「非常に聡明な方で信頼している」と述べ、丸川担当相も「東京五輪の成功のために私のできることは何でもする」と徳談を交わす姿を演出した。

 しかし、当初五輪招致を準備した時は7300億円ほどといわれた関連費用は2兆~3兆円に急騰している状態だ。小池都知事は膨らんだ五輪予算を徹底的に検証するという公約で票を集め当選している。小池都知事は就任2日目の2日、「予算の軽重、準備態勢、工程の妥当性を調査する」と五輪関連予算を検証する調査チームを作ると発表した。五輪開催費用分担をめぐり、互いに頭に血が上らざるを得ない状況だ。東京都の幹部は毎日新聞に「このメンバーでは騒動が起こりかねない。(双方が)大人として対応してほしい」と不安を隠さなかった。

 結局は安倍晋三首相の登場となる。安倍首相は4日、首相官邸で小池知事と会い、「五輪の成功のために政府と東京都が協力すべき。それが民意だ」と伝えた。選挙のわだかまりを払拭し五輪の開催成功のために力を合わせようという趣旨だったが、会談時間が10分にとどまり、双方にまだ少なからぬ感情のしこりが残っていることが露わになった。

東京/キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8月5日(金)11時50分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。