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大塔川で自然観察会

紀伊民報 8月5日(金)16時33分配信

 和歌山県田辺市本宮町を流れる熊野川の支流・大塔川で4日、小学生らを対象とした自然観察会があった。子どもたちは、実際に川に入って虫や魚などを捕獲。「ゲームよりも楽しい」と自然との触れ合いを満喫した。

 田辺市と新宮市、北山村、三重県の熊野市と紀宝町の5市町村でつくる「熊野川流域ダム湖下流団体協議会」が、子どもたちに地元の河川に親しんでもらおうと開催。田辺市や新宮市、北山村から児童と保護者21人が参加した。

 この日はまず熊野本宮館で、熊野自然保護連絡協議会の瀧野秀二副会長(70)=新宮市橋本=から熊野川の生き物について教わり、約70種類の魚類が確認されていることや他の河川では余り見られなくなった魚がたくさんいることなどを学んだ。

 参加者は本宮小学校前を流れる大塔川に移動。水生生物の種類から水質を判定する取り組みに挑戦し、網を持って川の中に入り、チラカゲロウやヒゲナガカワトビケラといった虫を捕獲。珍しいカジカやアユカケといった魚も見つかった。水質は10点満点中9点で、瀧野副会長は「めっちゃきれい。飲んでしまっても大丈夫なほど」などと説明した。

最終更新:8月5日(金)16時33分

紀伊民報