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日銀ETF購入、4日は金額倍増-出動1回の押し上げ効果拡大へ

Bloomberg 8月4日(木)11時49分配信

日本銀行が日本株の上場投資信託(ETF)の買い入れ額を倍増させた。7月の金融政策決定会合で政策を変更して以降、2営業日連続で購入金額の増加は小幅にとどまっていたが、今後は日銀出動時の相場の押し上げ効果が大きくなるとの見方が市場関係者の間で出ている。

日銀は4日、従来枠のETFを707億円購入した。これまでの1日当たりの買い入れ額最高は2012年5月の397億円で、これを大幅に更新した。2日と3日には同額の347億円を買い入れていた。7月29日の会合では、ETFの保有残高を現行の年間約3兆円から約5兆7000億円へほぼ倍増させることを決定。「設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業」対象の3000億円枠を含めると、約3.3兆円から約6兆円に増やす。2日には買い入れ額増額について、財務相と金融庁長官から認可を受けたとも発表していた。

東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは、過去の経験則では認可が下りた2日後から金額が増加していたとし、「反対意見があることなどから日銀は金額を大きく増加させずに回数を増やすとみていたが、金額を増やして買い方はこれまでと一緒となる可能性が高くなった」と言う。また、倍増程度の金額なら、日銀は「市場に大きな影響を与えないと考えているようだ」とも話す。

日銀は7月、8営業日でETFの買い入れを実施した。仙石氏は、日銀はTOPIXの午前終値での下落率を基準に午後に買い付けるかどうかを決定していると分析。7月の動向をみると、前引けが0.2%安だった7日に買い入れた半面、0.4%安だった29日は買いを見送るなど発動条件は一定していなかった。今月2日の午前終値は0.8%安、3日は1.4%安、4日は0.2%安だった。

年間5兆7000億円ペースで買い入れるには、平均の月間購入額は4750億円となる。1回当たり707億円で消化するには、単純計算で1カ月に6.7日買う計算だ。

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最終更新:8月5日(金)10時36分

Bloomberg