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債券上昇、英利下げや日銀買いオペ支え-超長期ゾーンの金利上昇一服

Bloomberg 8月5日(金)7時55分配信

債券相場は上昇。イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を引き下げたことなどを受けて、欧州や米国市場で国債が買われた流れを引き継いだほか、日本銀行が長期国債買い入れオペを実施したことが手掛かりとなった。

5日の長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比29銭高の151円68銭で開始し、一時は151円70銭まで上昇した。午後に入ると151円51銭まで伸び悩む場面があった。結局は22銭高の151円61銭で引けた。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「米雇用統計の発表も控えて動きづらい面もあるだろう。英国の金融緩和も基本的には予想されたことだが、世界経済の減速に対して各国がいろいろ政策を打っている中、日本だけ金利が上昇するのはどうかという見方も本質的にはあるのではないか」と指摘。「日銀の金融政策に対する不透明感は残るものの、30年債や40年債が年度初めの水準にほぼ到達しており、さらに売るのも躊躇(ちゅうちょ)される。さすがに超長期ゾーンの金利上昇も一服感が出てきている」と述べた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より2.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.105%で開始した。午後に入ってマイナス0.085%に戻す場面もあった。新発2年物の367回債利回りは1.5bp低いマイナス0.195%、新発5年物の128回債利回りは2.5bp低いマイナス0.195%まで低下した。

三井住友アセットマネジメントの深代潤債券運用グループ理事兼副ヘッドは、「日銀決定会合以降、政策の検証で緩和縮小があるのではないかとの思惑が出ていたが、昨日の岩田規久男副総裁の発言を受けて政策見直しへの警戒感が薄れつつある。英国の利下げを含む追加緩和もあり、各中央銀行の金融緩和政策が続きそうとの見方から、債券は買いが優勢となっている」と述べた。

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最終更新:8月5日(金)15時35分

Bloomberg

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