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世界の食料価格:5年で最長の上昇がストップ-穀物価格下落で

Bloomberg 8月5日(金)14時45分配信

世界の食料価格のここ5年で最長の上昇がストップした。食肉や砂糖、乳製品の値上がりを穀物と植物油の相場下落が打ち消した。

国連食糧農業機関(FAO)が4日ウェブサイトで発表したデータによれば、食料価格指数は7月に0.8%下げ、半年ぶりに低下に転じた。73の食料価格を対象とする同指数は前年同月比では1.4%下げている。

米国の主要トウモロコシ産地の天候が予想より良かったことに加え、ロシアの小麦収穫高が過去最高水準に達し、潤沢な世界の供給がさらに増えると予想される中、米国の穀物先物価格は約10年ぶりの安値に下落。世界的にパーム油輸入需要が後退する中、東南アジアでは降雨の影響で原料となるヤシの生育が進んでいる。砂糖不足の見通しを背景に、食料価格は6月にほぼ1年ぶりの高水準に達していた。

原題:Cheaper Grains Help Global Food Prices Snap Best Run in 5 Years(抜粋)

Camilla Naschert

最終更新:8月5日(金)14時45分

Bloomberg