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広島今季初3連敗…でも慌てるな5・5差「リメークドラマ」は許さない

デイリースポーツ 8月6日(土)6時2分配信

 「広島4-5巨人」(5日、マツダスタジアム)

 102試合目で今季初の3連敗を喫した。広島のエクトル・ルナ内野手(36)が2度の勝ち越し打など、3安打2打点と活躍。勝負どころで4番の仕事を果たしたが、ジャクソン、中崎と方程式が崩れて痛恨の敗戦。直接対決第1Rに敗れ、巨人との差は5・5となったが、復調気配の4番を中心に、リメークドラマはさせない。

 歓喜と悲鳴が交差したグラウンド。3万1363人の大声援は、わずかに勝利まで届かなかった。3度勝ち越しながらも痛恨の逆転負け。102試合目でついに3連敗を喫した。2位巨人とは5・5差。首位決戦初戦を落としたが、力強く緒方監督は前を向いた。

 「明日に向かって全員で勝ちにいくだけ」

 見せ場は最終回。先頭で打席に立ったルナは、相手守護神・沢村の初球を狙う。151キロの直球は鋭く三遊間を抜ける。チームを鼓舞する猛打賞にナインも結果で応える。暴投後、途中出場の赤松が三塁線を襲う適時二塁打。1点差に迫った。後続が倒れてあと一歩及ばなかったが、最後まで勝利を目指した。

 2度の勝ち越しも、ルナのバットだった。同点に追い付かれた直後の三回。2死一塁でルナだ。2ボール1ストライクから4球目、真ん中に甘く入った144キロ直球を狙った。打球は左中間を真っ二つ。一走の菊池が快足を飛ばして、一気にホームまで生還した。

 「体が開かないように意識した。それで最近は調子が上がったんだ。タイミングが遅れないように直球を狙ったよ」。ナインがベンチ前まで出て、ルナを盛大に祝福。助っ人は二塁ベース上から、両手をベンチに向けて応えた。3試合連続安打&打点。大事なカード初戦。4番を中心に一丸で勝利に向かった。

 さらに再び同点に追い付かれたが、七回。代わった西村を攻めた。1死から丸が中前打で出塁。ルナに打順が巡る。フルカウントから6球目。真ん中に甘く入った147キロ直球を強振した。珍しく引っ張った打球は三塁線を抜ける。飛び付く三塁村田のグラブのわずか数センチ先。一時、勝ち越しを決めた。

 7月22日の阪神戦(マツダ)以来、5度目の猛打賞。打率下降気味だった4番に、当たりが戻り始めたのは明るい材料だ。「向こうも負けられないし、こっちも負けられないと思ってやっている。紙一重のところでやられた」と指揮官。第2戦は黒田が先発する。4連敗はしない。リメークドラマはさせない。

最終更新:8月6日(土)7時5分

デイリースポーツ

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