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IPO長者番付「巨額の冨」を手にした経営者トップ10(2015年版)

ZUU online 8/6(土) 17:10配信

2015年に新規株式公開した企業92社のうち、約9割が公開価格を上回わる初値をつけた。全般的に小型化傾向が見られたが、これらの上場でIPO長者も出てきている。「2015年IPO長者番付」として、上位10人を紹介しよう。

なお、ランキングは普通株を対象とし、特殊ケースと見られる日本郵政3社は除外している。

◎第10位 サンバイオ <4592> 代表取締役社長 森 敬太氏 約103億円

1967年6月生まれの森氏は、キリンビール( キリンHD <2503> )のビール事業研究開発部門に入社、2001年に米国でSanBio,Inc.を設立、CEO、2005年には現任であるChairman & Co-CEOに就任。2013年に当社が設立されたのに伴い、現職。

4月8日に東証マザーズに上場したサンバイオは、中枢神経系疾患領域の再生細胞薬を開発するバイオベンチャーだ。公募価格は2000円だったが、長期的な開発内容が嫌われた面もあってか、初値は1710円にとどまった。森氏はIPO時の売り出し分を差し引いた599万7284株を保有しており、103億円弱の資産を手にしている。

◎第9位 ファーストロジック <6037> 代表取締役社長 坂口 直大氏 約111億円

1976年7月生まれの坂口氏は、2005年にファーストロジックを設立、代表取締役に就任。

2月18日に東証マザーズに上場したファーストロジックは、物件掲載数トップの投資用不動産ポータルサイト「楽待」を運営している。公募価格の1770円に対し、初値は2700円を付けた。坂口氏は持ち株410万2400株に初値を乗じた111億円弱の資産を手にしたことになる。

◎第8位 シー アールイー <3458> 代表取締役社長 山下 修平氏 約132億円

1973年8月生まれの山下氏は、1997年に現在のみずほ銀行にあたる日本興業銀行に入行、その後別会社を経て、2009年に当社の設立に伴って代表取締役に就任。

4月15日に東証2部に上場したシーアールイーは、首都圏地盤を地盤に、大阪や福岡でも物流施設の賃貸管理、開発、アセットマネジメントを手掛けている。公募価格は3620円だったが、初値は3355円にとどまった。山下氏は同氏がオーナーである京橋興産株式会社名で394万4950株を所有しており、上場時には132億円強の資産を得たことになる。

◎第7位 メタップス <6172> 代表取締役社長 佐藤 航陽氏 約134億円

1986年5月生まれの佐藤氏は、2007年9月に当社の前身であるイーファクター株式会社を設立し、代表取締役に就任。

2月18日に東証マザーズに上場したメタップスは、データ分析や集客のアプリ収益化支援や、EC業者向けのネット決済を事業の柱にしている。中国などの海外展開にも積極的だ。公募価格の3300円に対し、初値は3040円と下回ったものの、佐藤氏は持ち株440万株から134億円弱の資産を手にしたことになる。

◎第6位 イトクロ <6049> 代表取締役社長 山木 学氏 約147億円

1978年1月生まれの山木氏は、リクルートHD <6098> やカカクコム <2371> などを経て、2006年3月に当社を設立、2015年には現職。

7月28日に東証マザーズに上場したイトクロは、国内トップの教育関連口コミポータルサイトを運営する。閲覧ユーザーからの問い合わせ数に応じて、学習塾等から収益があがるというビジネスモデルだ。公募価格の1930円に対し、初値は2010円だった。山木氏は持ち株731万株から147億円弱の資産を手にしたことになる。

◎第5位 ラクス <3923> 代表取締役社長 中村 崇則氏 約147億円

1973年1月生まれの中村氏は、1996年に日本電信電話 <9432> に入社。その後2000年に同社設立、代表取締役社長に就任。

12月9日に東証マザーズに上場したラクスは、クラウドとIT関係の人材派遣を事業の中枢に置いている。メールの共有・管理ツール「メールディーラー」が現在の収益の柱だが、経費精算システムの「楽楽精算」も育成中だ。公募価格の1080円を大幅に上回り、初値3550円を付けた。中村氏は持ち株414万株から147億円弱の資産を得たことになる。

◎第4位 オープンドア <3926> 代表 関根 大介氏 約150億円

1968年1月生まれの関根氏は、1994年に現在のパナソニックヘルスケアである松下寿電子工業に入社。1997年に当社を設立し、代表取締役社長に就任。

2015年12月17日に東証マザーズに上場したオープンドアは、国内外格安旅行の比較サイト「トラベルコちゃん」を収益の柱としており、若い女性の利用が多い。公募価格の3820円を上回る4710円の初値を付けた。関根氏は持ち株320万1000株から、150億円強の資産を手にしている。

◎第3位 インベスターズクラウド <1435> 代表取締役社長 古木 大咲氏 約199億円

1979年9月生まれの古木氏は、2006年1月に当社を設立、代表取締役社長に就任。

12月3日に東証マザーズに上場したインベスターズクラウドは、常時130件超の土地情報を持ち、アパート経営プラットフォーム「TATERU」をウェブ展開している。公募価格の1870円の倍近い、初値3615円をつけた。古木氏は持ち株550万4000株から199億円弱の資産を手にしたことになる。

◎第2位 サンバイオ 代表取締役会長 川西 徹氏 約209億円

1967年生まれの川西氏は、1993年4月にボストン・コンサルティング・グループに入社。2001年に、第10位の森氏とともに米国でSanBio,Inc. を設立、 Chairmanに就任。2005年には現任の Co-CEOに就任。2013年に当社が設立されたのに伴い、現職。

サンバイオの上場時に川西氏は売り出し分を差し引いた1222万1186株を保有しており、209億円弱の資産を手にしたことになる。

◎第1位 ヘリオス <4593> 代表取締役社長 鎌本 忠尚氏 約423億円

1976年12月生まれの鎌本氏は、九州大学病院などで眼科医として勤務した後、2011年2月に当社を設立、翌2012年2月には代表取締役社長になっている。

6月16日に東証マザーズに上場したヘリオスは、iPS細胞使う眼科用再生治療薬を開発するバイオベンチャーで、大日本住友製薬と共同開発を行っている。公募価格の1200円に対し、初値は1470円を付けた。鎌本氏は持ち株2880万株から423億円強の資産を手にしたことになる。

■2016年は「公募割れ」も目立つ年?

2016年上半期に新規上場したのは40社で、マザーズ市場が圧倒的多数だった。40社のうち初値が公募価格を上回ったのが31社で、高い初値騰落率で目立ったのは、グローバルウェイ <3936> の373.0%、はてな <3930> の278.1%、AWS HD <3937> の235.3%などだ。

下半期についても、JR九州、東京メトロなどの有力候補が揃っている。一方で、LINEの上場後の株価推移が象徴しているとおり、過度にチャレンジングなIPOを期待することには無理がありそうだ。長期的な観点に立つことも忘れずにおきたいところだ。(ZUU online編集部)

最終更新:8/6(土) 17:10

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サンバイオ4592
1385円、前日比+31円 - 12/9(金) 15:00

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キリンホールディングス2503
1885.5円、前日比-7円 - 12/9(金) 15:00

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ファーストロジック6037
1863円、前日比-62円 - 12/9(金) 15:00