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【高校野球】開会式リハで被災地・熊本への重いにじむ

東スポWeb 8月6日(土)12時53分配信

 第98回全国高校野球選手権大会(7日から)の開会式のリハーサルが6日、甲子園で行われ、出場選手らが行進の練習をした。

 選手宣誓は市尼崎の前田大輝主将(3年)が行った。熊本地震に触れ、被災者に対して「私たちのプレーに共感と新たな希望、そして生きる力を感じてくだされば本当に幸せです」と宣誓した。リハーサル終了後に取材に応じた前田は「(2012年センバツの)石巻工の宣誓がすごくうまくていい宣誓だった」と参考にしたという。6月には九州に遠征し、甚大な被害を受けた熊本城を目の当たりにした。「熊本城や街が壊れていて大変だなと思った。熊本の地震のことはどうしても入れたかった」と胸の内を明かした。

 また、先導したのは熊本地震の避難所にもなった東稜高校(熊本)の野球部の山門憲司主将(3年)。自身も震災直後は車中泊をし、練習もできなかった。それでも「熊本は少しずつ復興に向かっている。町も活気づいてきている。自分が堂々と行進することで、そういうことを全国に伝えられたら」と前を向いた。最後は「明日、(本番を)成功させるために今日は早く寝ます」と意気込んでいた。

 被災地・熊本への思いがあふれた開会式になりそうだ。

最終更新:8月6日(土)12時53分

東スポWeb

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