ここから本文です

守備崩壊も日本五輪史上最多4得点に光…武蔵、久保の代役として十分な働き

デイリースポーツ 8月6日(土)6時3分配信

 「リオ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本4-5ナイジェリア」(4日、アマゾニア・アリーナ)

 1次リーグが始まり、B組の日本はナイジェリアに4-5で敗れて黒星発進となった。守備が破綻し5失点を喫したが、攻撃陣が意地の4得点を挙げた。一時は3点差をつけられたが、途中出場のFW鈴木武蔵(22)=新潟=らのゴールで1点差まで詰め寄った。1試合4得点は日本の五輪サッカー史上最多得点となった。

 5失点を喫する衝撃的な敗戦の中、次戦への光明となる4得点だった。先制を許した3分後に、チーム最年長のOA興梠がPKを決めて同点に追い付く。直後に勝ち越されるが、同12分、縦パスに抜け出した南野が左足でGKの股を抜いてゴールネットを揺らした。「自分たちのやりたい形で取れた」と控えめにうなずいた。

 途中出場の浅野と鈴木も存在感を放った。2-5とされた直後に登場した浅野は「僕がひっくり返すという気持ちで入った」と、自慢のスピードを生かして縦横無尽にピッチを駆けた。後半25分には藤春の左クロスに左足を巧みに合わせ、追撃のノロシを上げた。

 鈴木は終了間際の後半50分、内側に切れ込むと左足で鮮やかに蹴り込んだ。久保(ヤングボーイズ)の不参加で急きょバックアップメンバーから補充され、1日に合流したばかり。コンディション調整もままならない中、わずかな出場時間で結果を出した。久保の代役として十分な働きを示した背番号11は「自分としても驚きが多かった一週間。その中でも勝ちたかった。攻撃で4点取れた。無失点で抑えれば絶対に勝てる」と自信を得た。

 4得点は日本の五輪サッカー史上最多得点だった。5失点を喫したものの、攻撃陣の奮闘で得失点差はマイナス1にとどまった。残り2試合の行方次第では、この日積み上げた4つのゴールが大きな意味を持つことになるかもしれない。

最終更新:8月6日(土)7時33分

デイリースポーツ