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【サッカー】武田がズバリ 手倉森監督の限界が見えた

東スポWeb 8月6日(土)16時45分配信

【武田修宏の直言!!】世界と日本の差を感じる試合だったね。入念に準備を進めてきた日本に対し、ナイジェリアは試合当日着という前代未聞のスケジュール。それでも日本はスピードとパワーで圧倒され、常に先手を許した。守備で引いてブロックをつくっても簡単に個人技でやられる。手倉森サッカーの限界が見えた気がするよ。

 攻撃陣が4点取ったといっても、相手の守備がバラバラだったから褒められないし、とにかく5失点は大問題。申し訳ないが、GK櫛引は国際大会を戦うレベルになかった。鹿島で試合に出られない櫛引よりも、柏で試合をこなしている中村(航輔=21)のほうが状態は上。そこの選択は疑問が残った。

 GKを含めてあれだけミスが出れば、勝てなくて当然。OAのDF塩谷(司=27、広島)もフィジカルで負けて突破を許し、慌てて追いかけてPKを献上。これでは勝ち試合はつくれない。指揮官の狙いは守備からのカウンター。開始6分で失点しては、大会初戦の緊張感ということを考慮しても厳しいと言うしかない。

 日本戦の前に2―2で引き分けたコロンビア―スウェーデン戦を見る限り、両チームとも評判通りの強さを感じる。日本はまずは守備のミスを減らすことが先決。その上で少ないチャンスを生かす戦い方を徹底するしかないね。

 ただ将来を考えると、W杯で結果を残した岡田武史さん(59)や手倉森監督の守ってカウンターでは限界がある。ならば日本人の特性を生かした広島の森保一監督(47)や浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(58)が展開するパスをつなぐサッカーに転換すべき。日本協会にはしっかり見極めをしてほしい。      (元日本代表FW)

最終更新:8月6日(土)16時45分

東スポWeb