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ジェラトーニやカイロ・レンも登場、10周年の香港ディズニーランドで「ここだけ」を探してきた

ねとらぼ 8月6日(土)19時46分配信

 「香港ディズニーランド・リゾート」は、世界で5カ所目のディズニーテーマパークとして、2005年9月12日にオープンしました。現在香港ディズニーランドでは、2015年秋より10周年記念イベント「ハッピリー・エバー・アフター」が開催されているだけでなく、どうやらトゥモローランドが「占領」されているとのウワサ。

【「ズートピア」ニックとジュディ】

 そこで今回は10周年を迎え大きく変わりつつある香港ディズニーランド・リゾートを探検してみました。世界のパークでも「ここにしかない」ものがいっぱいでしたよ。

●スペースマウンテンが大変化! カイロ・レンも登場! 「スター・ウォーズ:トゥモローランド・テイクオーバー」

 最初に、2015年12月に新作が公開され、再び熱気があふれている「スター・ウォーズ」関連。アメリカのディズニーランドなどで新たにスター・ウォーズ関連エリアが建設中ですが、香港ディズニーランドは2016年6月から「スター・ウォーズ:トゥモローランド・テイクオーバー」を開催中。なんとトゥモローランドがスター・ウォーズによって制圧されてしまいました。その力の入れ方たるや、ファンにはたまらない状況になっていることを報告します!

 まずはなにより、新アトラクション「ハイパースペースマウンテン」を紹介しましょう。香港ディズニーランドにはおなじみのローラーコースター「スペースマウンテン」がありました。香港版ではライドの座席に1人1人高音質なステレオスピーカーが内蔵されており、聴覚も合わせて楽しめます。それがスター・ウォーズの世界に一新、全く別物のようなアトラクションに仕上がっています。

 今回のストーリーは、「フォースの覚醒」に登場した惑星ジャクーの近辺に、戦艦スター・デストロイヤーが現れたという情報から、反乱軍の飛行部隊がそれを破壊に向かうというミッションに同行するというもの。単なるローラーコースターではなく、飛び交うレーザービームに高精細な映像、そして音楽で楽しめる体験に変わっていて本当に驚きました。ライドに乗り込むとあのファンファーレが流れ、目の前にスター・デストロイヤーが登場するだなんて! とにかくお勧めのアトラクションです。

 さらに、トゥモローランドでは新たなショー「ジェダイ・トレーニング:トライアル・オブ・ザ・テンプル」が開催されています。「パダワン」の子どもたちとともに、寺院でジェダイになるべくトレーニングを行うというもの。子どもたちが本気でダース・ベイダーと戦う様子を、親たちが必死で応援する姿がとてもいいですね。そして終盤、あのカイロ・レンも登場。果たして、パダワンたちのフォースは勝てるのか……!

 その他にも、「スター・ウォーズ:コマンド・ポスト」では、R2-D2やチューバッカとのグリーティングも可能。運が良ければファーストオーダー・ストームトルーパーを率いる、キャプテン・ファズマとのパトロールを見ることができるかも。

 「スター・ウォーズ:トゥモローランド・テイクオーバー」は2015年6月からスタートし、終了予定は決まっていないとのこと。もはやトゥモローランドというより、一足早くやってきたスター・ウォーズランドといっても過言ではありません。ディズニーに興味がなくてもスター・ウォーズファンならば、このためだけに香港に行っても損はないでしょう。

●ジェラトーニとハグ? 香港ディズニーランドは「キャラクター天国」だ

 香港ディズニーランドは「キャラクターグリーティング」天国でもあります。香港ディズニーランド10周年にあわせて新調されたコスチュームに身を包むミッキーやミニーだけでなく、最新の映画「ズートピア」から、ニックとジュディまで登場。ディズニーキャラクターはみんな「サイン」までしてくれますので、サイン帳とサインペンの持参をお忘れなく。

 その中でも注目は、2015年7月にオープンしたばかりの「マイ・ジャーニー・ウィズ・ダッフィー」。日本でも大人気のあのダッフィーたちのグッズを取り扱うお店がオープンしました。実はこのお店、ここでしか手に入れられないグッズもいっぱいあるんです。その代表格が、「ジェラトーニのツムツム」。日本でも人気のジェラトーニが、これまた人気のツムツムになっています。香港ディズニーランドに来たら絶対に手に入れたいアイテムですね。

 さらに、このショップでは、ダッフィーのお友だちとも会うことができます。当日はダッフィーのお友だちとして、なんとジェラトーニが登場。ジェラトーニとのグリーティングは世界でもここ、香港でしか体験できません。

 今回、ジェラトーニとダッフィーにはサインももらうことができました。ジェラトーニはミッキーフェイスのジェラートに、彼のイニシャル「g」が描かれていますね。ダッフィーはどうやら肉球。こんなサインをもらえるのも香港ディズニーランドだけ。現地でTwitterに投稿したら、日本だけでなく世界中から反響があって驚きました。

 このグリーティングはまだ始まったばかりで、日本から来ていたゲストも驚いていたようです。ジェラトーニの出演日、出演時間は日によって異なりますので、パークエントランスの鉄道の下をくぐって左にある「シティホール」でいつ登場するのか確認するといいでしょう。日本語ガイドもここでもらえます。

●香港ディズニーランドホテルで良質な「リゾート体験」も

 香港ディズニーランドはパークだけではありません。ホテルステイも「ディズニー流」です。今回体験したのは、香港ディズニーランドからも歩いて移動可能な「香港ディズニーランドホテル」。ここには、ウォルト・ディズニーの名前を冠した「ウォルト・カフェ」、本格的な飲茶を体験できる「クリスタル・ロータス」、そしてミッキーやミニーたちがご挨拶に来てくれるブッフェスタイルのレストラン「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」があります。

 まずは「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」を紹介しましょう。香港ディズニーランドの朝は意外と遅い(当日は10時開園)ので、朝早くに起きたらまずはキャラクター・ブレックファストに行きましょう。香港らしく小籠包やシューマイなども食べられるブッフェ形式の朝ご飯です。食べているとミッキーやグーフィーたちが朝のご挨拶に来てくれます。食べてる場合じゃない!

 パーク歩きに疲れたり、ちょっとだけ本格的なご飯が食べたいのなら、香港ディズニーランドホテルのなかにある「クリスタル・ロータス」で“ディズニー飲茶”をどうぞ。肉まんがキャラの形でやってくるので、こちらも食べる前の撮影タイムが大変ですね。冷めないうちにどうぞ。

●SNSでシェアれ! ――その他にも「ここだけ」がたくさん

 香港ディズニーランドにはそれ以外にも、世界でここだけ、というものがたくさんあります。その中でも個人的にイチオシなのが、2013年にオープンしたアトラクション「ミスティック・マナー」。まずはその建物をチェックしてください。実に凝った外観です。

 このアトラクションは、ヘンリー・ミスティック卿とそのお供のサル、アルバートが世界各所を探検し、コレクションした不思議なアイテムをめぐるお話。ミスティック・マナーは収蔵庫も兼ねており、ミスティック卿が発明したライドに乗り、収蔵品を見学するのですが……。途中、アルバートが「触れてはならない」とされている、謎のミュージックボックスを開けてしまうことで、ちょっとした騒動が起きてしまいます。

 このアトラクション、マニアならばピクッとしてしまうものがたくさんありますので、もし長い時間行列したとしたら、じっくりとチェックしてみてください。普段は長くても30分程度で入れますので、何度も何度も体験してみてもいいでしょう。

 そしてこちらも香港オンリー、グリズリー・ガルチというエリアに作られたアトラクション「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」もお勧めです。これはいわゆるローラーコースターで、金が取れるとされている鉱山を疾走するもの。この山にはグリズリー(熊)のすみかになっていて、その熊たちの気まぐれな行動のおかげで、大変なことに巻き込まれそうな予感……。スリル体験はややマイルドですから、「ジェットコースターは怖い」という方でも楽しめるのではないかと思います。

 その他にも、10周年を記念してスタートした最新のステージショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」も見逃せません。オラフやアリエル、ラプンツェルたちも登場し、最新の舞台演出が施されたすてきなショーでした。これも、ここ香港ディズニーランドでしか見ることができません。

 “香港限定”の最たるものは、実はこれからやってきます。映画「シビル・ウォー」や「アベンジャーズ」で大ヒットを続けるマーベルの“アトラクション”がここ香港にやってきます。以前D23 Expoのリポートでも触れられていた、「アイアンマン・エクスペリエンス」が2016年末にオープン予定。すでに外観はほとんどできあがっていました。ディズニーテーマパークにおいては世界初のマーベルアトラクション、楽しみにしたいと思います。

●個人的にイチオシグッズは「PANDORA」のブレスレット

 最後に、香港ディズニーランドで一番お勧めのグッズを紹介します。それはジュエリーブランドの「PANDORA」による、香港ディズニーランド限定の「チャーム」です。PANDORAはブレスレットが一番有名で、基本となるブレスレットにいくつかの「チャーム」と呼ばれる部品を付け、自分好みのブレスレットを作れるというもの。日本でも銀座に旗艦店がオープンしています。香港ディズニーランドをはじめ、世界のディズニーテーマパークでは「ご当地チャーム」が販売されており、日本の早耳ディズニーファンが追いかけ始めたところです。

 香港ディズニーランド限定のチャームは、10周年の刻印が入った青いチャームや、眠れる森の美女城をイメージしたものなどが用意されています。ここだけでしか手に入りませんので、ぜひお土産として。そして男性陣は、チャーム1つとブレスレットを買い、2つめ以降のチャームは一緒に行った時に……とプレゼントすればバッチリでしょう。

●香港ディズニーランドは「初めての海外ディズニー」に最適

 香港は成田空港から約4時間程度で着いて、空港から香港ディズニーランドへもタクシーで行ける距離です。もちろん香港市街の観光も可能な距離で、初めての海外旅行でも安心して行動できるのが利点だと思います。ディズニー的にも、日本のファンが望む「キャラクターとの体験」を重視している上に、現地キャストも日本語が少し話せるような人も多く、コミュニケーションも困ることはありませんでした。アメリカに行くのはちょっと怖いけど、海外のディズニーテーマパークを体験してみたいという方には最適かと思います。

 しかも、香港ディズニーランドは中央のお城が「眠れる森の美女城」だったり、エントランスにすぐ「ディズニーランド鉄道」があったりと、カリフォルニアの元祖ディズニーランドへの強いリスペクトが感じられます。ここを知っておくとディズニーランドに行ったときに驚くかもしれません。そんな懐かしさがありながら、ここにしかないミスティック・マナーなどのアトラクションや、最新のスター・ウォーズの世界を体験できるのはとても楽しいです。

 香港旅行はさっと行けて、気楽に日本の日常を忘れることができます。ちょっと気になっていたというかたも、全く興味がなかったとしても、ぜひ香港を体験してみてください。

最終更新:8月6日(土)19時46分

ねとらぼ