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巨人に追い上げられても広島・緒方監督は「平常心」

東スポWeb 8月6日(土)16時45分配信

 巨人が5日の広島戦(マツダ)に5―4で競り勝ち、直接対決第1ラウンドに先勝した一方で、広島は敗れたとはいえ、まだ5・5差。余裕の采配も見られるなど、動揺は感じられない。果たしてペナントレースの行方を左右しそうな、今回の3連戦の行く末は…。

 巨人に追い上げられて迎えた3連戦でも広島・緒方孝市監督(47)の采配は冷静だった。

 この日は前カードのヤクルト3連戦(神宮)ですべてスタメン出場した新井を温存し“積極的休養”としてベンチスタート。ルナを一塁手で先発起用した。

 もっとも昨季新井は12打数2安打と菅野が大の苦手。それもあって今季は過去2度の対戦(5月5日、東京ドーム 7月28日、京セラ)でも新井を先発から外しており、この日の試合でもそれを徹底した格好だ。

 攻撃陣はそのルナの活躍もあり、一度は勝ち越し。1点リードの8回にはジャクソンが無死一、三塁のピンチを招くも、前進守備を敷かない余裕をみせる場面もあった。阿部の併殺の間に同点とされたが、この回での勝ち越しは阻止した。

 しかし、抑えの中崎が9回に2点を献上し万事休す。勝利の方程式の2人が共倒れは誤算だったが…。

 それでも畝投手コーチはこの2人に対し「ここまでしっかりやってきてくれている。信頼は変わらない」とキッパリ。新外国人、デラバーも二軍で実戦を重ねているが、緊急昇格には時期尚早とするなど、ドタバタぶりは見られない。

 今季初の3連敗にも緒方監督は「向こうは負けられない戦い。紙一重のところでやられた」とサバサバとした表情。「強い気持ちを持って明日(6日)の試合、全員で勝ちにいく」とすでに気持ちを切り替えていた。

 ベンチが慌てるとチームも浮足立ち、相手にも見下される。まだ広島は大丈夫か。

最終更新:8月6日(土)16時45分

東スポWeb