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日本初の親子東洋太平洋王者に挑む拳四朗「多少なりとも意識はある」

デイリースポーツ 8月6日(土)15時39分配信

 「ボクシング・東洋太平洋&日本ライトフライ級Wタイトルマッチ12回戦」(7日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 日本ライトフライ級王者で東洋太平洋同1位の拳四朗(けん・しろう、24)=BMB=が6日、大阪市内で前日計量に臨み、挑戦者で日本同5位、東洋太平洋同2位の大内淳雅(30)=姫路木下=とともに一発パスした。日本王座は2度目の防衛戦で、東洋太平洋王座決定戦も兼ね、2冠王者を懸ける。

 勝てば国内史上初の親子東洋太平洋王座奪取となる。父は元日本ミドル級、東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永(ひさし)会長。親子日本王者は野口進と恭、カシアス内藤と律樹の3例あるが、親子で2冠獲得も、もちろん日本初となる。

 歴史を刻む一戦に向け「多少なりとも(親子2冠の)意識はある。とはいえ世界を獲るつもりなので通過点と言えば通過点」と涼しい顔で言い切った。

 デビュー7連勝(4KO)と勢いに乗る。目標とする年内の世界挑戦への前哨戦だ。

 31日にWBA世界同級王者の田口良一(ワタナベ)が元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(井岡)と対戦する。拳はもちろん会場で見守り、勝った方に挑戦状をたたきつけるつもり。「どっちが勝つのか楽しみ」と笑みを浮かべた。

 筋肉トレーニングの効果で減量はプロ入りしてから最も順調に進んだ。「体が大きくなって、減量は一番楽でしたね。前まで幼児体形だったのが、大人の体形になったのかな。パンチもついたと言われる」と状態は最高に仕上がった。

 人気アニメ「北斗の拳」の主人公・ケンシロウが名前の由来。子供のような、あどけない顔ながら、リング上ではケンシロウ同様、闘いの鬼と化す。「5ラウンドでKO。あんまり早く終わらせると、来てくれる人に見応えがないと言われる。でも早く終わりたいでしょう。5ラウンドならちょうどいい」と早期KOを宣言した。

最終更新:8月6日(土)15時43分

デイリースポーツ