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預かり金1000万円以上着服か JA男性職員 報告後、自殺の可能性 /千葉・旭

千葉日報オンライン 8/6(土) 7:33配信

 JAちばみどり(千葉県旭市、間渕誠一組合長)で、女性客が口座への入金を依頼した現金が不明となり、担当した男性職員(58)=同市=が上司に着服を認めていたことが5日、同JAへの取材で分かった。男性は着服を報告した日に自宅敷地で死亡した状態で発見。関係者によると自殺とみられる。男性職員は「1千万円以上使った」などと話していたといい、同JAは調査したうえで、刑事告発についても検討する方針。

 同JAによると、男性職員は管内の営農センターにセンター長として勤務していた。今月2日午前、上司に当たる支店長に「顧客の預金を着服した」などと報告。

 上司とともに同JAの本店に出向き、申告した内容に関して説明した。その後、本店を出てから連絡が取れなくなり、同日夜までに、自宅敷地内で死亡しているのを家族が発見。関係者によると、かなり気が動転している様子だったという。

 6月下旬ごろ、女性客が預金を下ろしに来店した際、あるべき残高がないのが分かり、入金を依頼されていた男性職員の関与が浮上していた。男性職員は同JAに対し「1千万円以上使った」などと説明したというが、女性の通帳の残高記録は1千万円未満だったという。

 同JAは「事実関係は調査中で、はっきりしていない」とした上で、「事態を厳粛に受け止めている。ご迷惑をお掛けして申し訳ない。信頼回復に努めたい。(女性客には)誠意を持って対応したい」などとコメントした。同JAは事実関係を調査したうえで、今後臨時の理事会を開き報告するとともに、刑事告発についても検討するという。

 JAちばみどりは2001年、海匝地域の5JA(銚子、海上町、旭市、干潟町、そうさ)が合併して発足。ホームページによると昨年末現在の組合員数は2万2331人。

最終更新:8/6(土) 7:33

千葉日報オンライン