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リオ五輪サッカー 初戦惜敗も武蔵ゴールに熱狂 母の真理子さん歓喜

上毛新聞 8月6日(土)6時0分配信

 リオデジャネイロ五輪のサッカー男子の日本代表が1次リーグ初戦に臨んだ5日、群馬県大泉町で開かれたパブリックビューイングの会場で、鈴木武蔵選手=太田市出身=の母、真理子さん(55)や、鈴木選手が中学時代に所属したFCおおたジュニアユースのメンバーらが熱い声援を送った。早朝には日系ブラジル人のグループが、母国の初戦をテレビ観戦して盛り上がっていた。開幕前日に県内でも五輪ムードが一気に高まった。

◎所属FCの後輩も手に汗

 パブリックビューイングの会場では、鈴木選手の後輩の中学生約60人が真理子さんと一緒に日の丸を振りながら試合を見守った。副主将の小此木脩汰さん(15)は「武蔵選手のゴールが見たい。大差で勝って」とスクリーンを見つめた。

 試合は前半13分までに2点ずつ取り合う乱戦に。岡田仁さん(14)は「ハラハラする展開。なんとか勝ち越して」と手に汗を握っていた。2点ビハインドの後半26分、鈴木選手が投入されると、金井龍永さん(14)は「この時を待っていた。まだチャンスがある」と期待した。

 終了間際、鈴木選手が意地のゴールを奪うと、この日一番の歓声が起こった。ユニホーム姿で応援していた真理子さんは「点を取ってくれたのは良かった。次は勝ちにつながるゴールを決めて」と願った。5日夜に日本を出発し、次戦からは現地で応援するという。

◎日系ブラジル人も母国にエール

 大泉町内でレストランを営む宮崎マルコ・アントニオさん(51)の太田市内の自宅には午前3時すぎ、黄と緑のユニホーム姿の日系ブラジル人が続々と集まった。同4時に試合が始まると、約20人がテレビにくぎ付け。ブラジルが相手ゴールを脅かす度に、ソファから身を乗り出し、歓声を上げて天を仰いだ。

 ブラジルが優勢にゲームを進めたがスコアレスドローに終わった。同6時すぎ、集まった人たちは「これから仕事だよ」「帰ってシャワーを浴びないと」と話しながら帰って行った。

最終更新:8月6日(土)6時0分

上毛新聞