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「のぞみ 品川」? 鉄道イベント、方向幕の誘惑

乗りものニュース 8/6(土) 17:22配信

新幹線の品川駅ができる前に「のぞみ」品川行き

 しばしば、鉄道の車両基地や整備工場が一般公開されます。新幹線のTシャツやリュックを装備した子ども連れから、立派な一眼レフを構える鉄道ファンまでたくさんの人が楽しんでいるイベントで、JR東海が毎年夏に実施している東海道新幹線・浜松工場(静岡県浜松市)の一般公開イベント「新幹線なるほど発見デー」(今年は7月に実施済み)では例年、2日間で約3万人が訪れるそうです。

【写真】レアな行先と名前を掲げる寝台特急「北斗星」

 こうしたイベントはチラシやポスター、ウェブサイトなどで告知され、たとえば浜松工場のものであれば、同工場の名物である「クレーンで空を飛ぶ新幹線」などが、そこでアピールされます。

 しかし、そこでアピールはされないものの、鉄道ファンが「ニヤリ」とすることがあわせて、そうしたイベントでひそかに行われることがあります。

 東海道新幹線に品川駅が開業した2003(平成15)年10月、その前の7月に行われた浜松工場のイベントでなにげなく止まっていた車両が、珍しい行先を掲げていました。

「のぞみ 品川」です。まだ開業していない駅、「ニヤリ」とせざるを得ません。また、品川行きの新幹線が定期運行されたことは現在までなく、かなりレアな表示です。

 車両基地などの公開イベントに行った際、ぜひこうした行先(方向幕)にも注目してみてください。しばしば、変わったものが出ていることがあります。

 2009(平成21)年に行われたJR東日本・東京総合車両センター(東京都品川区)の一般公開イベントでは、E231系電車が行先に「山北」を表示していました。神奈川県山北町にあるJR東海・御殿場線の駅で、当時、東京駅から山北駅へ直通列車が運転されていましたが、1日1本しかなく、これもまたレアでした。ちなみに現在、この東京駅からの山北駅への直通列車は運転されなくなっています。

 なお、東京総合車両センターの一般公開は今年、2016年は8月27日(土)の午前10時から15時まで実施される予定です(入場は14時30分まで。無料)。

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最終更新:8/8(月) 11:27

乗りものニュース