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【MLB】偉業へ「2」で足踏み…対戦した元同僚は“エール”「イチローのことは大好き」

Full-Count 8/6(土) 18:51配信

3球三振で凡退、打ち取ったヤ軍時代の同僚は「狙い通りのボールを投げられた」

 マーリンズのイチロー外野手は5日(日本時間6日)、敵地ロッキーズ戦で空振り三振に終わった。代打で登場したものの、左腕ローガンの前に3球三振。メジャー史上30人目の通算3000安打に残り2本としてから、11打席連続ノーヒットと足踏みが続いている。それでも、ヤンキース時代にチームメートだったローガンは「3000安打はエキサイティングなこと。イチローのことは大好きだ」と“エール”を送った。

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 イチローは7回、1死走者なしの場面で代打で登場した。敵地に歓声が沸き起こると、ロッキーズは右腕オバーグから左腕ローガンにスイッチ。2011~13年までヤンキースでプレーしたローガンは、12年途中に名門球団に加入したイチローと1年半チームメートだった。

 初球は真ん中低めへの92マイル(約148キロ)の直球で見逃し。外角低めへの92マイルはファウルで2ストライクと追い込まれると、イチローは最後は外角低めに決まる直球で見逃し三振に倒れた。際どいコースだったが、バットは動かなかった。

敵将も絶賛「見た中で最も優れたハンド・アイ・コーディネーションの持ち主」

 ローガンは試合後、「前回の対戦ではスライダーで四球だった。だから、彼は内角のスライダーを待っていたんじゃないか。(自分は)直球を選択し、狙い通りのボールを投げられた」と話した。6月20日の試合で対戦した時の“残像”を生かし、狙い通りの配球で打ちとったという。

 イチローと親交のあるローガンは「3000安打へあと1本とするヒットは打たれたくない」と言う。一方で、「3000安打はすごいことだし、興奮している」と本音を明かす。「ヤンキースで一緒にプレーしたし、イチローのことは大好きだ。素晴らしいチームメートだった。彼のことを尊敬しているよ」。背番号51を慕う気持ちは今も変わっていない。

 試合前には、ロッキーズのウォルト・ワイス監督が「彼は恐らく私達が見た中で最も優れたハンド・アイ・コーディネーションの持ち主だろう。時々、彼が打った瞬間にバッターボックスから走り出していくように見えることがある。そして見事ボールを打ち返す。とてもユニークだね。彼はどこにでもボールを運ぶことが出来る。驚異的だよ」と、イチローの能力を改めて絶賛した。

 敵地ロッキーズ戦はあと2試合。歴史的瞬間は訪れるだろうか。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8/7(日) 11:50

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