ここから本文です

江の島で“レジェンド”満喫 木造帆船に児童40人

カナロコ by 神奈川新聞 8月6日(土)8時30分配信

 江の島(藤沢市)を中心にヨット競技が行われた1964年東京五輪時に、来賓用クルーザーとして建造された木造帆船「やまゆり」の体験乗船会が4日、江の島近海で行われた。県内の小学生約40人が参加。2020年東京五輪のセーリング競技でもレース海域となる鎌倉沖まで約1時間の航海を楽しんだ。

 「湘南の貴婦人」の愛称で親しまれているやまゆりは、同規模で現存する木造帆船としては国内最古ともされ、今も現役船として活躍。“レジェンド”ともいえる船をセーリング競技の普及に役立てようと、江の島ヨットハーバーを管理する湘南なぎさパークが乗船会を企画した。

 やまゆりを保全管理する「やまゆり倶楽部」のメンバーが操船を担当。出航後、エンジンを切ったやまゆりは風の力だけで走り始め、子どもたちは船首に立って風景を眺めたりマストに触れたりして帆船ならではの魅力を味わった。

 また、NPO法人セイラビリティ江の島の協力で、小型ヨットの操船体験も行われた。

 市立大清水小学校6年の岡田昌也君(12)は「風と一緒に進んでいることが分かって楽しかった。江の島でやる五輪も楽しみ」と話していた。

最終更新:8月6日(土)8時30分

カナロコ by 神奈川新聞