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一騎打ちの構図濃厚 真鶴町長選告示まで1カ月

カナロコ by 神奈川新聞 8月6日(土)13時58分配信

 任期満了に伴う真鶴町長選(9月6日告示、同11日投開票)は6日で告示まで1カ月となった。これまで立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の宇賀一章氏(64)と、返り咲きを狙う元職の青木健氏(63)の2人。前回同様、同じ顔合わせによる一騎打ちとなる公算が大きい。

 再び相まみえることになりそうな2人だが、人口減少と地域活性化という、両者が認識する町政の課題はほぼ一致している。

 宇賀氏は6月9日の出馬表明で「少子高齢化など課題が山積している中、事業をやっていかなければならない」と再選への決意を述べた。

 1期目は雇用や新ブランドの創出を目的にイワガキの試験養殖をはじめ、空き家を活用した試し暮らしによる定住促進策に着手。2期目ではこれらを軌道に乗せ、町外から若者を呼び込もうと訴える。

 岩漁港の拡張やJR真鶴駅前の渋滞緩和を図って観光振興や町民生活を充実させ「真鶴半島のグランドデザインをしたい」とする。

 一方の青木氏は今月3日、「憂えている町を元気にするのは自分だという思いが4年間で強くなった」と、立候補を表明した。

 「子どもを育てやすい町づくり」を強調。中学3年生まで無料となっている医療費の18歳までの無料化を公約に掲げるなど、医療・福祉の充実を主張する。

 産業・観光の活性化では、真鶴の海に着目。三ツ石のPRを強化、町施策と一体化できるよう現在は指定管理の真鶴港の観光関連施設「真鶴魚座」などを町直営に戻し、観光客を呼び込もうと呼び掛ける。

 前回は3選を目指した現職の青木氏に、新人の宇賀氏が挑むという今回とは逆の構図で行われ、約300票差で宇賀氏が初当選した。

 7月10日現在の有権者数は、6850人(男3189人、女3661人)。

最終更新:8月6日(土)13時58分

カナロコ by 神奈川新聞