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井上真央「女優業も私生活も自然体で」 30歳目前に焦りなし

クランクイン! 8/6(土) 5:50配信

 猫たちの友情と冒険を描いたアニメーション映画『ルドルフとイッパイアッテナ』で、幼いオスの黒猫ルドルフの声優を務めた女優の井上真央。本作に込められた人間社会にも通じる様々な教訓に心から共感したという井上が、制作にまつわる裏話から30歳を目前に控えた現在の心境まで赤裸々に語った。

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 本作は、シリーズ累計発行部数100万部を超える斉藤洋の人気児童小説を、映画『ポケットモンスター』シリーズの湯山邦彦監督と『パックワールド』の榊原幹典監督がフル3DCGアニメーションで映画化したアドベンチャードラマ。岐阜県のとある町で飼い主のリエちゃんから愛情をたっぷり受けて育った黒猫ルドルフ(井上)が、ひょんなことから長距離トラックに迷い込み、気が付けば大都会・東京に。偶然出会った巨漢のボス猫・イッパイアッテナ(鈴木亮平)に守られながら、ルドルフはノラ猫として逞しく成長していく。

 映画『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』に続き、今回が2度目の声優挑戦となった井上は、「わたしがプロの声優さんではないので、監督がお芝居の延長線のような演出で導いてくださいました。そのおかげで、すごく集中することができました」と感謝しきり。「例えば、『今の感じだと強い気持ちが出過ぎているから、もう少し自信のない怖い気持ちを入れてほしい』など。普段の演技指導に近かったので、自分の意識の中でルドルフの気持ちを理解しながら演じてみました。すると、自然に声のトーンも変わってくるんですよね!」と笑顔を見せる。

 収録前は、不安な気持ちに苛まれ、「せめて猫の鳴き声だけでもちゃんとできるようにしておこう」と思い立ち、愛犬相手に何パターンも練習したという。「うちのワンちゃんは猫が苦手なので、声を出して反応があった時は、『今のは猫っぽかったのかな』と自信を深めた」そうだが、イッパイアッテナ役の鈴木と初めて声を合わせた時、そのあまりの完成度の高さに愕然としたとか。「自分がイメージしていた通りの声だったので、正直、すごく焦りました!(笑)」と振り返る。


 ところで本作は、猫たちを主人公とした友情と冒険の物語だが、そのまま人間社会にあてはまる教訓が随所に盛り込まれている。イッパイアッテナの「絶望は愚か者の答え」という決めゼリフが最も心に響いたという井上は、「かっこいいですよね!ルドルフと同じように、私も辛いことがあると、この言葉をふっと思い出します」と興奮気味。さらに、「ルドルフの『環境ではなく、自分次第で見るものの世界が変わる』という最後の言葉もグッときましたね。悲しい思いや辛い思いをしながら、人も成長していくものだなって改めて思いました」としみじみ。

 20代最後の夏をルドルフと愉快な仲間たちと共に過ごした井上。30歳を目前にした今の心境を聞いてみると、「確かに節目の年なので、友達と会った時に『もう30歳だねぇ』と話すことはありますが、基本的なことは変わらないんじゃないかな。今まで通りマイペースというか、女優業も私生活も、無理をせず自然体で楽しいと思うことをやっていきたい」とニッコリ。「ただ、(女優の)諸先輩方からお肌と体力はどっと落ちるから、覚悟しておいたほうがいいよとよく言われるので、そこはちょっと心配」と苦笑い。「ヨガはずっとやっているんですが、お肌はあまり特別なことをしてこなかったので、これからはきちんとケアしたいです」と、最後は女性らしい言葉で締めくくった。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日より全国公開。

最終更新:8/6(土) 5:50

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