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<米軍ヘリパッド>沖縄防衛局、許可なく立木伐採 「事後申請」で手続き成立

沖縄タイムス 8/6(土) 9:50配信

 沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場ヘリパッド建設に向けた工事車両などの進入路を確保する作業を巡り、沖縄防衛局が本来必要な沖縄森林管理署の許可を得ないまま立木を約60本伐採していたことが5日、分かった。県議会会議室であった沖縄選出の国会議員ら超党派議員団の聞き取りに、同管理署の清水俊二署長が明らかにした。

 事前協議なしに立木を伐採したことを認めた防衛局は3日、「顛末(てんまつ)書」を管理署に提出。4日には管理署との「事後協議」を行い、伐採の面積や数、経緯などを確認し、「国有林野の使用承認書」に基づく「事前協議」を成立させた。

 清水署長は手続き上の事前協議が成立したため、確認した範囲を防衛局はいつでも伐採できると説明しつつも、「新たな伐採は中止してほしい」と要請していると話した。

 稲田朋美防衛相は5日の閣議後、一部で事前協議なく立木を伐採したことに「あってはならない遺憾なことだ。今後の工事については、こういうことがないように注意をしながら事業を進める必要がある」と述べた。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「違法行為が明らかになってからも工事のトラックが10台以上進入している。自主申告の『顛末書』で済む問題ではない。防衛局は一刻も早く工事を止めるべきだ」と指摘した。

最終更新:8/6(土) 9:50

沖縄タイムス

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