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あっちに妖怪、こっちも妖怪

紀伊民報 8月6日(土)16時36分配信

 和歌山県田辺市内の文化施設で妖怪やお化けの特集展示が開かれている。暑い日が続く中、冷房の効いた屋内から「異世界」をのぞいて、ひんやりした気分を味わってみてはどうだろうか。

 田辺市立図書館(東陽)は妖怪関連の昔話や小説、図鑑、漫画家水木しげるの全集など約160冊を展示している。特集コーナーには、紙で作った妖怪19体を飾り、田辺第一小学校のトイレに現れたと言い伝えがある「つぼ姫」や山の妖怪「カシャンボ」など地元の妖怪10体の出没マップを掲示している。31日まで。

 さらに深く楽しむため訪れたいのが、南方熊楠顕彰館(中屋敷町)の特別企画展「熊楠と熊野の妖怪」。熊楠が見聞した熊野の妖怪と怪異伝承について紹介している。9月11日まで。

 展示は山の神草紙の写本・下絵、柳田国男宛ての熊楠の書簡、熊楠の日記・蔵書など47点。20日午後2時からは、同館1階学習室で企画展に関連したシンポジウムもある。

 県立紀南図書館(新庄町)では、お化けをテーマにした絵本189冊を展示している。大半は書庫で保管されていて、夏の期間だけ「表舞台」に登場する。

 市立図書館のある市文化交流センター2階の会議室では、13日午前11時から、大蛇や山姥(やまんば)が登場するアニメ「日本昔ばなし」の上映会もある。

最終更新:8月6日(土)16時36分

紀伊民報