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「五山十刹図」国宝目指す 大乘寺の重文、住職が意欲

北國新聞社 8月6日(土)3時15分配信

 金沢職人大学校の見学研修は5日、長坂町の曹洞宗大乘寺で行われ、東隆眞(あずまりゅうしん)住職が同寺所蔵の巻物形式の文献「五山十刹図(ござんじっさつず)」(国重要文化財)の国宝指定を目指して運動する考えを示した。

 五山十刹図は同寺を開山した徹通義介(てっつうぎかい)禅師が中国・宋でまとめ、1262年に日本に伝えたとされる。禅宗寺院の建物配置や仏具のデザインなどが記されている。

 東住職は「もともとは国宝だった五山十刹図が戦後、国重文に格下げされた。永平寺建立などの基礎的な資料であり、もう一度国宝に戻してもらいたい」と述べ、馳浩前文科相らに働き掛けをするとした。

 同大学校の修復専攻科で学ぶ48人が参加した。県立美術館に保管されている五山十刹図の複製が公開された。

北國新聞社

最終更新:8月6日(土)3時15分

北國新聞社