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7月の米雇用者数は市場予想上回る25.5万人増、失業率4.9%で変わらず

Bloomberg 8月6日(土)0時11分配信

米国では7月、前月に続き雇用者数が大幅に伸びたほか、賃金も上昇した。

米労働省が5日発表した雇用統計によると、7月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比25万5000人増加。ブルームバーグがエコノミスト89人を対象に実施した調査での全ての予想を上回った。予想の中央値は18万人増。前月は29万2000人増(速報値28万7000人増)に上方修正された。家計調査に基づく7月の失業率は4.9%で前月と変わらず。

JPモルガン・チェースのエコノミスト、ジェシー・エジャートン氏(ニューヨーク在勤)は「労働需要はしっかり維持されている」とし、「労働市場は堅調さを増しつつある。賃金も上向き始めており、消費にとってプラスだ。こうした状況は、労働市場の改善が継続する可能性が高いという米金融当局の認識を裏付ける」と続けた。

労働参加率は62.8%と、前月62.7%から上昇した。

平均時給は前月比0.3%増の25.69ドル。伸び率は市場予想を上回り、4月以降で最大。前年比では2.6%増で、6月と変わらず。

週平均労働時間は6分伸びて34.5時間(前月34.4時間)となった。

7月は製造業やヘルスケア、小売り、人材派遣、娯楽・ホスピタリティなど幅広い分野で雇用の伸びが見られた。政府機関は3万8000人増と、2014年9月以来最大の伸びとなった。

ただ一方で、経済悪化でパートタイム就労を余儀なくされている労働者や職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は9.7%に上昇(前月9.6%)。経済的理由からパートタイムで働いている人の数は594万人(前月584万人)に増加。職探しをあきらめた人は59万1000人に増え、5カ月ぶり高水準だった。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Payrolls Surge as U.S. Hiring Broad-Based for Second Month (1)(抜粋)

Michelle Jamrisko

最終更新:8月6日(土)0時11分

Bloomberg