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マガジン作家が大喜利でファンを沸かす、森川ジョージとくまモンの熱い抱擁も

コミックナタリー 8月7日(日)0時3分配信

週刊少年マガジン、別冊少年マガジン、マガジンSPECIAL、マガジンポケット(すべて講談社)のファンイベント「マガジン学園2016」が、本日8月6日に講談社にて開催された。

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「別マガ感謝祭」を前身とする「マガジン学園」は、今年で2回目となるマンガ家とファンとの交流イベント。別冊少年マガジンの作家を集めた「特別講義 午前の部」、森川ジョージと真島ヒロによるニコ生配信、週刊少年マガジン・マガジンSPECIALの作家を集めた「特別講義 午後の部」に加え、社内見学ツアー、写植貼りやぬりえのワークショップ、「夏休み」をテーマにした各作品の色紙展示などで構成されている。

「特別講義 午前の部」では恒例となったイラスト大喜利を開催。お題に沿ったイラストを披露するこの大喜利大会には、「進撃の巨人」の諫山創、「将棋の渡辺くん」の伊奈めぐみ、「魔王遭難中!!!」の遠田マリモ、「アホガール」のヒロユキ、「男三女四」の水あさと、「ハピネス」の押見修造、「寄宿学校のジュリエット」の金田陽介、「トモダチゲーム」の山口ミコト、「アビス」の長田龍伯、「ミヤジマがお知らせします。」の宮島雅憲の10名が参加した。「別冊少年マガジンの売り上げが突然大幅ダウンの大ピンチ!その理由は?」「自作品のキャラクターのつぶやきで、一瞬にして1万RTを達成したのはどんなツイート?」のお題に対し、作家陣がひねり出した楽しい回答やイラストが紹介されていく。このほか来場者の質問にマンガ家たちが答える質問コーナーも設けられた。

また「マガジン学園2016」では、森川ジョージと真島ヒロを司会に据えたトークイベントをニコニコ生放送で配信。急遽決まったという、ちばてつや登壇のサプライズに観客からは拍手が巻き起こった。ちばは「僕がマガジンで描いてた頃はこういうファン感謝デーのようなイベントはなかったけど、少女クラブのときはあっちこっちであってね。大きな白い紙に、石ノ森章太郎さんや赤塚不二夫さんと一緒に(イラストを)描いたり」と昔を懐かしむ。

そして1人目のゲストとして、吉河美希が出演。来場者から「魅力的な女性を描くポイント」について質問が飛ぶと吉河は「個人的に、魅力的に描いているつもりはないんです。すごく無愛想だったり、主人公に敵意をむき出しにしてきたり、必ず欠点から入るようにしています。そういう子のほうが、主人公が問題解決したときに見せてくれる素の表情がかわいくみえるのかなと思って」と創作の秘訣を語る。それを受けてちばも「昔描いた読み切りとかキャラクターとかを思い出しました。女の子を描くのは苦手だったんだけど、どういうふうに魅力的に描こうと考えたとき、私も最初にどうしようもない性悪みたいな女の子を描く。キレイだけど愛想もない、憎らしい子を描いておいて、いろんな事件が起こったとき、その子の優しい素顔が見える」とキャラクター作りに関して、吉河との共通点を明かす。

「自分に似ているキャラクター」という問いに、森川が「僕は一生懸命努力してるところが自分に重なるので、一歩くんが……」と言いかけると、すかさず真島とちばから「嘘ですね!鷹村でしょう!」とツッコミが入る。また真島は自分に重なるキャラクターとして「FAIRY TAIL」のグレイを挙げると、吉河から「えー!」と懐疑的な声が。真島は慌てて「顔じゃないですよ?グレイは人間っぽい奴で……」と理由を述べても吉河は納得せず、「私から言わせていただくと、ナツです!」とキッパリ。真島のアシスタントを務めたこともある吉河の意見に、真島も「僕あんなに空気読まなくないよ……?」と小さな声での反論にとどめ、会場は笑いに包まれた。

2人目のゲストとして登場したのは雷句誠。週刊少年マガジンで雷句が連載中の「VECTOR BALL」を読んだことがないちばに、雷句は「米炊おかかという主人公なんですが、(おかかは)ブスを笑うんですね」と端的に説明する。ちばは「こめたき、おかか。ほー、懐かしい響きの名前ですねえ」と主人公の名前に反応。雷句も「食べ物って愛されやすいじゃないですか」とうれしそうに答えた。

そして「特別講義 午後の部」がスタート。「爆音伝説カブラギ」の佐木飛朗斗と東直輝、「恋する水族マン」の我孫子祐、「金田一少年の事件簿R」の天樹征丸、「Dr.プリズナー」の石川小松と上田敦夫、「インフェクション」の及川徹、「炎炎ノ消防隊」の大久保篤、「ぱすてる」の小林俊彦、「ゲスのポリス」の須崎洋輔、「神さまの言うとおり弐」の金城宗幸と藤村緋二、「七つの大罪」の鈴木央、「風夏」の瀬尾公治、「エリアの騎士」の月山可也、「星野、目をつぶって。」の永椎晃平、「アーリィは森から出られない。」の名島啓二、「FAIRY TAIL」の真島ヒロ、「はじめの一歩」の森川ジョージ、「山田くんと7人の魔女」の吉河美希、「VECTOR BALL」の雷句誠、「リアルアカウント」の渡辺静の総勢22名が、午前の部と同じくイラスト大喜利を繰り広げた。

イベントのラストを飾る修了式では、4月に起こった熊本地震の際にくまモンのイラストを描いて被災者を励ますことを呼びかけた森川が、マガジン作家たちによる「くまモン頑張れ絵」をくまモンに手渡す一幕も。最後に参加作家たちがステージに登壇し、観客から大きな拍手を受けてイベントは閉幕した。

最終更新:8月7日(日)0時3分

コミックナタリー