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五輪開催で特需 台湾の運動靴、世界を席巻

中央社フォーカス台湾 8/7(日) 17:57配信

(台北 7日 中央社)台湾製の運動靴産業が好調だ。各メーカーが積極的な研究開発と生産体制の強化に取り組んでおり、台湾を代表する一大産業へ成長している。

英調査会社ユーロモニター・インターナショナルの予測によると、世界の靴市場は年間5~10%の拡大が見込まれ、2018年には4920億米ドル(約50兆円)規模に達するとみられている。別の調査では、運動靴の市場規模は現在460~500億ドル(約4兆7000億~5兆1000億円)。今後さらなる成長が期待される。

そんな中、優れた商品で業績を伸ばしているのが台湾のメーカー。特に今年はリオデジャネイロ五輪開催による特需も重なり、上半期の連結売上高は大手の宝成が1407億3000万台湾元(約4600億円)、豊泰が296億5900万元(約950億円)、百和が52億100万元(170億円)でいずれも前年同期を超えた。

1978年に運動靴市場に参入した宝成は、2015年に年間3億1750万足を製造。当初はOEM(相手先ブランドによる生産)を中心としていたが、近年はさらに設計を手がけるODMに変貌を遂げた。彰化県にはナイキ向け商品の開発センターを設置し、品質向上や作業の効率化などを図っている。

豊泰も投資の拡大を図るため、インドやインドネシアに工場を開設。海外初の研究センターをベトナムに設置した。中国大陸で製造コストが増大しているため、今後は自動化を進める方針だ。

また、宝成はスポーツ衣料品事業への進出や独自の流通経路の開拓を進めており、総合スポーツ用品メーカーへの転換を進める。五輪やワールドカップの開催に照準を合わせ、商機の拡大を目指す考えだ。

(江明晏/編集:齊藤啓介)

最終更新:8/7(日) 17:57

中央社フォーカス台湾

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