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リオ五輪 県内も熱く 座安、新城、内間にエール

琉球新報 8月7日(日)5時3分配信

 リオ五輪が開幕し、各競技で熱戦が繰り広げられた6日、県内各地で関係者やスポーツファンらがテレビ画面を通し、県出身選手や日本選手団に声援を送った。背番号18を背負ったバレーボール女子の座安琴希さんが韓国選手の強烈なスパイクを拾うと、大歓声と拍手が鳴り響いた。惜しくも敗れたが「よくやった」「次こそ勝って」などねぎらいと激励の声が上がった。自転車ロードレースの新城幸也さんと内間康平さんら県出身選手の家族や親類、母校の後輩らも各地で集まり、4年に1度の大舞台での活躍を願った。

◆340人「琴希」コール

 沖縄市上地のミュージックタウン音市場では、女子バレーボールで初の五輪出場を果たしたうるま市出身の座安琴希選手を応援するパブリックビューイング(県バレーボール協会など主催)が開かれた。会場に詰め掛けた親族や同級生ら340人は、日本代表のイメージカラーである赤の服や鉢巻きを身に着け、棒状の風船をたたきながら「ちばりよー琴希」「押せ押せニッポン」などと地球の裏側に届かんばかりの大声援を送った。

 第2セット以降は劣勢を強いられたが、会場では座安選手のレシーブや長岡望悠選手らのアタックが決まる度に歓声が湧き起こり、ボルテージは上がる一方。惜敗したが、最後まで「逆転するぞ」と声援を送り続けた。

 観戦に訪れた母の麻奈美さん(48)=宜野湾市=は「娘一人の力ではここまで来られなかった。恩師の先生を含め、全ての方に感謝したい」と感慨深げ。中部商業高校で座安選手と一緒にプレーした瑞慶覧奈々子さん(26)は「ベンチにいる時も前に出て声を出していた。リオでも琴希らしく、日本を引っ張っていってほしい」と活躍を期待した。

◆新城選手に声援 勝利の笑顔を期待

 【石垣】「メダル獲得だ」。自転車のロードレースで日本代表に選ばれ2度目の五輪に挑む新城幸也選手(31)=石垣市出身=の両親は6日夜、石垣市登野城の自宅で、親族や後援会のメンバーらと一緒にインターネット中継を観戦し、声援を送った。

 約25人が集まり、103番の新城選手がレース前に一瞬映し出されると、「ぎばりよー(頑張れ)」と書いたうちわを手に盛り上がり、祖母の島尻純子さん(80)は「どの色のメダルでもいい。持って帰ってきてほしい」と願った。 

 この日の朝、電話をかけてきた息子に、父の貞美さんは「みんなで観戦する。楽しみにしているよ」と激励。母のるみ子さん(57)が「気を付けて」と言うと、新城選手は「頑張るよ。大丈夫」と返した。貞美さんは「気持ちを高めている様子だった。思う存分、思い切ったレースをして。レース後の笑顔が見たい」と期待した。

 レースが始まり、集団で走る息子を確認したるみ子さんは「落ち着いて走っていると思う。納得いく走りをしてほしい」と中継を見守った。

◆内間選手にエール 沖縄に金メダルを

 自転車競技の男子ロードレースに出場する浦添市大平出身の内間康平選手(27)を応援しようと、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハの特設会場にはサイクリング愛好家や内間選手と交流のあった人ら約70人が駆け付けた。

 夫婦そろってロードバイクファンという金城一也さんと夏希さんは「6時間の長期戦だが、練習の成果が出せるよう頑張ってほしい。沖縄にぜひ金メダルを持ち帰って」と期待を寄せた。額に日の丸の鉢巻きを結んだ平良肇さんは「新城幸也選手のナイスアシストも見たい。現地に声が届くように、みんなで一緒に応援したい」と意気込んだ。

琉球新報社

最終更新:8月7日(日)9時35分

琉球新報