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苦しんで死んだ…アントン・イェルチンさんの両親がクライスラーを訴える

シネマトゥデイ 8月7日(日)12時36分配信

 映画『スター・トレック』シリーズなどの俳優アントン・イェルチンさんが自宅の門と自家用車の間に挟まれ死亡した事件で、彼の両親ヴィクトル&イリーナ・イェルチンさんがフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を訴えた。

【写真】『ターミネーター』シリーズにも出演

 TMZ.comが入手した訴状によると、イェルチン夫妻はアントンさんの死はジープ・グランドチェロキーのシフトレバーの欠陥が原因だと主張している。また、息子は車に挟まれた状態で、しばらくの間生きており、苦しんで亡くなったとも書かれているという。

 問題の2015年ジープ・グランドチェロキーが採用していたシフトレバーは、レバーを前や後ろに動かして止めるという一般的な物とは違い、ギアを選んだらレバーが中央のポジションに自然に戻ってくるというもの。選択したギアの表示ランプが点灯するのみで、一般的な物のような、しっかりとはまる感覚がないそうだ。

 「パーキング」にしたと思ったのに車が動き出したというドライバーたちからの苦情を受け、FCAは自主的に同型の車をリコールしていたという。そのリコールの手紙がアントンさんのロサンゼルスの自宅に配達されたのは、彼が亡くなってから1週間後だったことが、イェルチン夫妻の弁護士によって明らかにされている。

 アントンさんは遺書を残しておらず、妻子もいなかったため、両親が遺産の管理人になることを裁判所に申し出たそう。アントンさんは現金など64万1,000ドル(約6,410万円)のほか、73万1,000ドル相当(7,310万円)の家を残しているという。(1ドル100円計算)(澤田理沙)

最終更新:8月7日(日)12時36分

シネマトゥデイ