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【週間株式展望】良好な雇用統計の結果から上昇へ 年内米利上げも?

ZUU online 8/7(日) 19:10配信

1日の東京株式市場は、前週の日銀追加金融緩和の内容が市場の期待を下回るものだったことや、為替相場での円高進行から、朝方は売られた。しかし、好決算を発表した銘柄に加え、決算期待などから買いが入り、日経平均株価は前週末比66円50銭高の1万6635円77銭で取引を終えた。

2日の東京株式市場は、前日の海外株式や原油先物の下落からリスクオフの展開となり、日経平均株価は、前日比244円32銭安の1万6391円45銭で大引けとなった。個別銘柄では、帝人 <3401> が業績予想の下方修正から売られ、ニチレイ <2871> が好決算から20数年ぶりの高値を付けた。

3日の東京株式市場は、ドル円相場で円高が進んだことや原油先物の下落から売られる展開となり、日経平均株価は前日比308円34銭安の1万6083円11銭で取引を終えた。個別銘柄では、富士重工 <7270> が通期予想を引き下げたことで大幅安となった。

4日の東京株式市場は、前日に続いてドル円相場での円高進行を背景に下落していたものの、岩田日銀副総裁の「緩和程度を縮小することはありえない」との発言から買われる展開となり、日経平均株価は、前日比171円78銭高の1万6254円89銭で大引けとなった。

5日の東京株式市場は、米雇用統計への警戒感から積極的な売買が行われなかったことに加え、利益確定の動きも出たことで、日経平均株価は、前日比44銭安の1万6254円45銭で週の取引を終えた。個別銘柄では、花王 <4452> が年初来安値を更新した。

■今週の株式展望

今週注目される経済指標は、8日の7月景気ウォッチャー調査、中国7月貿易収支、9日の中国7月消費者物価、中国7月生産者物価、10日の6月機械受注、7月都心オフィス空室率、12日の中国7月鉱工業生産、中国7月小売売上高、中国7月都市部固定資産投資、米7月小売売上高、米7月生産者物価などである。

決算関連では、8日の日清食HD <2897> 、9日の清水建設 <1803> 、鹿島 <1812> 、マクドナルド <2702> 、資生堂 <4911> 、リクルート <6098> 、東京海上 <8766> 、10日の損保JPNK <8630> 、12日の日本郵政 <6178> 、かんぽ <7181> 、ゆうちょ <7182> などが予定されている。

今週の日本株は、注目された米雇用統計の結果が市場予想を上回ったことから、上昇が期待される。失業率は4.9%と前月から変化はなかったものの、非農業部門雇用者数が前月比25万5000人増となり、ドル円相場で円安が進行した。

テクニカル面では、週足ベースのボリンジャーバンドは、日経平均株価のローソク足が移動平均線付近であり、週足14週のRSIは、40%台後半と、ほぼ中立の状態となっている。

以上を考慮すると、雇用統計の結果から、FRBによる年内利上げの可能性の高まっている。特に9月利上げの可能性が上昇していることから、ドル円相場で円安が進み、外需関連銘柄を中心に買われる展開が想定される。強気で考えるのが妥当だろう。

注意点としては、引き続き企業決算が多く発表されるため、その結果に左右される可能性と、10年債利回りなどの上昇による日米金利差縮小などが挙げられる。(ZUU online 編集部)

最終更新:8/7(日) 19:10

ZUU online

チャート

帝人3401
2351円、前日比+25円 - 12/9(金) 15:00

チャート

ニチレイ2871
2204円、前日比-24円 - 12/9(金) 15:00

チャート

富士重工業7270
4823円、前日比+29円 - 12/9(金) 15:00

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。