ここから本文です

【SUPER GT 第5戦】GT500決勝…安田&オリベイラがポール・トゥ・ウイン、GT-R勢の全勝続く

レスポンス 8月7日(日)22時57分配信

SUPER GT第5戦(実質今季4戦目)は7日、富士スピードウェイで決勝日を迎え、GT500クラスは安田裕信&ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがポール・トゥ・ウインで今季初優勝を飾った。日産GT-R勢は開幕4連勝。

[関連写真]

決勝日も富士は熱暑のコンディションとなった。レース中の路面温度は50度オーバーとなる局面もあったほどだが、そのなかで#12 カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信&J-P.デ.オリベイラ/ブリヂストン=BS)がポール・トゥ・ウインの完勝を見せた。ポール発進から実質の先頭を譲らずに66周、300kmの戦いを制した。

陣営が最大のライバルと見ていた予選2位の#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲&千代勝正/ミシュラン=MI)がレース中盤にブレーキトラブルに見舞われてクラッシュ、戦列を去ったことが展開をラクにした面もあったとはいえ、終わってみれば2位以降に25秒の大差勝ち。安田&オリベイラは、不運続きの流れにピリオドを打つ待望の今季初優勝を手中におさめた。

ただ、今回も不運の影はあった。序盤、オリベイラが強敵#46 GT-R相手に「ギャップ(リード)を開いたところで、セーフティカー(SC)が出た」。GT300クラスのアクシデントに起因するSC導入で、築いたリードが消える。しかし、SC退去後にオリベイラは再度リードを開いて安田にバトンタッチ。そして安田は#46 GT-Rがリタイアしたあと、後続との差を着実に開いていき、残り約20周の時点で20秒差を構築。それでも、やはり何か起きるかもしれないと「早く終わってくれないかな、と今日は思っていました。(無事に勝てて)よかったです」。これで流れのわるさも完全に断ち切れたことだろう。

「僕たちはここで勝たないと、もうチャンピオン(の可能性)はなかったので」(安田)。これで#12 GT-Rは首位と22点差のドライバーズポイントランク4位に浮上した。「次の鈴鹿も(今回の勝利でウエイトハンデは増すが)我々は速いはずだ。鈴鹿でもいいリザルトを得たい」(オリベイラ)。#12 GT-Rはここからの猛追で、昨年惜しくも逃したタイトルの獲得を目指す。

これで日産GT-Rは今季GT500クラスで開幕4連勝(第3戦オートポリス大会が中止、最終大会もてぎで第3&8戦の2レースを実施)。また、ブリヂストンは今回が今季初のGT500クラス優勝となった。

決勝2~3位はホンダ勢。見ごたえあるバトルも演じての2-3フィニッシュで、2位に#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大&小暮卓史/BS)、3位には#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴&伊沢拓也/BS)が入った。シーズン前半の不振によりウエイトハンデが軽かったこともあるが、純粋なマシンパフォーマンスの面でも進化が感じられた富士戦、ホンダ勢も#12 GT-R同様ここをターニングポイントにしたいところだ。

ただ、2~3位の4人、ホンダの看板選手ともいえる彼らが舌を巻いたのは、独走された#12 GT-Rの速さもそうだが、84kgの酷量トップハンデを背負って、ホンダ勢と僅差の4位に入ったポイントリーダー #1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/MI)の存在である。これでドライバーズポイントを50点に伸ばした#1 GT-Rは次戦と次々戦に規定上限の100kgハンデで臨むことになるが、ライバルたちはその速さと強さへの警戒をさらに強めている。#1 GT-Rが王座3連覇に向けて着々と歩みを進めているのは事実のようだ。

今回苦戦傾向が顕著だったレクサス勢の決勝最上位は5位の#36 au TOM’S RC F(伊藤大輔&N.キャシディ/BS)。ドライバーズポイントランク2位の#39 DENSO KOBELCO SARD RC F(H.コバライネン&平手晃平/BS)は今回8位、ランク首位#1 GT-Rとの差は13点に開いている。決勝6位は#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮&野尻智紀/BS)、7位は#38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路&石浦宏明/BS)。

次戦は中2週を挟んだ鈴鹿、シリーズ最長の1000kmレースとなる。真夏の3連戦の締めくくり、予選が8月27日、決勝が28日という日程での開催だ。

《レスポンス 遠藤俊幸》

最終更新:8月7日(日)22時57分

レスポンス

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。