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正恩氏のミサイル発射立ち会いが増加 今年は7回

聯合ニュース 8月7日(日)14時43分配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が今年に入り中・短距離ミサイル発射に立ち会った回数が増加したことが分かった。

 聯合ニュースが7日、統一部が運営する北朝鮮情報提供サイト「北韓情報ポータル」の「金正恩公開活動動向」や北朝鮮メディアなどの報道内容に基づき調査した結果、北朝鮮は今年に入り中・短距離ミサイルを14回発射し、このうち7回は金委員長の立ち会いの下、実施された。

 特に、北朝鮮メディアが発射成功を大々的に宣伝した日は発射現場に金委員長の姿があった。北朝鮮が6回の実験の末、中距離弾道ミサイル「ムスダン」(北朝鮮名:「火星10」)が約400キロ飛行した6月22日が代表的な例だ。

 また、北朝鮮メディアが、金委員長がミサイル発射に立ち会ったと発表した回数も金正恩政権発足後の2年間に比べ増加した。

 北朝鮮は2014年に19回にわたり中・短距離飛翔体を発射したが、金委員長が立ち会ったのは6回にすぎない。昨年も8回の発射のうち3回立ち会った。

 金委員長が立ち会った回数が報道よりはるかに多い可能性があると指摘する専門家も多い。発射の現場を訪れたがメディアに公開されなかったケースもあるとの見方だ。

 韓国・慶南大極東問題研究所のキム・ドンヨプ教授は、北朝鮮が今月3日に中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられるミサイル2発を発射したときや中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射実験の現場に金委員長がいた可能性があるとの見方を示した。

 今年に入り北朝鮮の挑発行為に関連した金委員長の公開活動が増えたことについて「北に対する国際社会の制裁の影響もあるが、内部的には住民たちに安保面で安心するようメッセージを送るための核武力プロパガンダが背景にある」と述べた。

最終更新:8月7日(日)15時2分

聯合ニュース