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<イラク写真報告>ヤズディ教徒襲撃から2年(3)ISから逃れ避難民に シリア、イラクで困窮生活(写真9枚)

アジアプレス・ネットワーク 8月7日(日)6時30分配信

◆戦闘続き、帰還できないヤズディ住民

2年前、イラク北部で起きた武装組織イスラム国(IS)によるヤズディ教徒の襲撃。ISから逃れた住民は、シリア北東部やイラクのクルド自治区で避難民となった。国際機関の人道支援で難民キャンプが作られたが、支援を受けられないまま、困窮生活を強いられた者も多い。今年6月、国連の独立調査委員会はISによるヤスディ殺戮は「虐殺(ジェノサイド)」と認定した。だが、シンジャル近郊には今もISが布陣し戦闘が続く。避難民は帰還できないまま過酷を送っている。連続写真報告の第3回。(玉本英子)

【関連写真を見る】イスラム国に迫害され離散するヤズディ住民(写真11枚)

写真:【シリア北東部】シリアへの避難住民は1 万におよんだ。人道機関がテントや食料を緊急配布したが、物資は不足し、避難民は厳しい状況に直面した。(2014年9月撮影・玉本英子)

写真:【シリア北東部】テントの前で洗濯をするヤズディ女性。ISが侵攻したため、家や土地も捨てざるを得なかった。(2014年9月撮影・玉本英子)

写真:【シリア北東部】避難から1か月後、クルド赤新月社によって、子どもたちのための学級がつくられた。同級生がISに連れて行かれた児童も少なくなかった。(2014年9月撮影・玉本英子)

地図:ISがシンジャルに侵攻し、殺戮と拉致が始まるなか、脱出できなかった住民はシンジャル山に逃げ込む。孤立した住民を救出したのは、クルド組織、人民防衛隊(YPG)とクルディスタン労働者党(PKK)の合同戦闘部隊だった。(2014年8月の状況)

写真:【イラク・クルド自治区】イラク北部にはヤズディ教徒の大きなコミュニティがある。だが、避難民が大量に逃れてきたため、建設途中の家などで雨露をしのぐ避難民であふれかえった。写真は集会場に身を寄せる家族。(2014年9月撮影・玉本英子)

写真:【イラク・クルド自治区】一面に並ぶテント。すべてISの侵攻で、シンジャル一帯から逃れてきたヤズディ教徒の避難民だ。(2016年4月撮影・玉本英子)

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最終更新:8月7日(日)6時30分

アジアプレス・ネットワーク

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。